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―エデンの西― 人間は エデンの園から追放された そして エデンの東に 住みついた それが 今の人間の世界であれば エデンの東は 悪魔の世界だ それなら 今からでも遅くない エデンの西に向かっていくことだ エデンの東と変わらぬ世界かも知れない それでも エデンの西に向かうべきだ 今ここよりは 悪いところはないから 詩集 「夢の中の旅」 ―エデンの西―より はじめに 「ルノーの妹」「NOBUNAGA」で始まり、 「心の旅の案内書」「神の自叙伝」でボルテージが上がり、 「果てしない彷徨」「日本語が壊れていく」そして、 「新田論 詩集」第一部(夕焼けの死)第二部(夢の中の旅) 第三部(自然の叫び)で気持ちを自然に盛り上げ、 「ヤマタのオロチ」「あるどぶねずみ一家の物語」「般若」でCynicalになり、そして「鬼神(十部作)」で一気に、新田論の、この人間の世の不条理に対する怒りのエネルギーを爆発させたあと、やっと落ち着いてきました。 この五十数年貯めてきたエネルギーを18ヶ月間で燃焼し尽くしてしまったわけです。 そして、今の新田論は爆発が収まった静かな休火山のような心境であります。 そこから、静かな、何ごとにも拘泥しない気持ちで、書き始めたのが、この「ヤングアメリカ」であります。 平成十三年十月十日 新 田 論
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