第一章 改正の道

さて、いよいよ人間の改正のはじまりです。
これは神であるわたし自身の改正でもあります。
わたしにとっての肉体は地球で、意識はカミという名の心です。
人間にとっての肉体は体であって、意識はエゴという名の心です。
これから人間のことをエゴと呼ぶことにします。
また月であるテンシの肉体は月であり、意識はテンシという名の心です。
地球と月と体という肉体の三角関係。
カミとテンシとエゴという心の三角関係。
カミとテンシとエゴがお互いに影響し合い、そして地球、月、人間もお互いに影響し合い、その結果それぞれの心と肉体との間に三角相対性が生じます。
これが地球、月、そして地球上にいながら地球と月の影響を、肉体のみならず意識まで影響し合っている人間との三角相対性理論といいます。
このことをまず一番大事な法則としてきっちり頭の中に入れておいてください。
すなわち、絶対・全体宇宙・星雲宇宙・太陽系恒星・太陽系惑星群・地球・月という1から7までに細分化された(多様化された)宇宙世界の中で、我々太陽一家にとって親・子・孫三代であるヒカリ・カミ・テンシは、「想い」のみの意識から肉体を持つ心の意識をその「想い」の中に包含するようになったことは、前編の「反省編」でお話ししました。
そして「想い」だけであれば太陽・地球・月であったものが、肉体を持つことによる心の発生で地球上に人間という地球の子ができてしまいました。この子が突然変異でできた子ですから、本来地球の子である月との間でややこしい関係になってしまいました。
分かりやすく言えば、地球上のすべての物質は地球という肉体の一部分(部品と言った方が適切かも知れない)であって、人間も人類であったときは、他の有機生命体も含めての物質の一員であったのが、人間に突然変異した時点で地球の分身になってしまったということです。
だからテンシは本来、道理から言えば人間は自分の子であるべきだと言うことも理解出来るのです。
月に住む生命体として人間が生まれていれば、わたしも悩むことはありませんでしたし、月も人間を目の敵にすることもなくて、自分の子として目をかけてやることも出来たのです。
しかも、この人間というややこしい生命体の持つ肉体は我々の全宇宙どころか、その上にある絶対宇宙のメカニズムをも包含しているのです。
だから正直言って、わたしやテンシの知らない世界まで人間の方が知っていることも多々あるのです。
まあ、一般的に言えば超能力を持った子供が、悪がきになって暴れまくっておって、それをどうしようもなく見守っておるのがこのわたしだったと言えるでしょう。
変な言い方をすれば、妾の子はどうしても不敏で甘やかしますし、その子は自分の出自をひがんで悪の道に手を染めます。それを見ていた本妻の子である月が怒り、妾の子を目の敵にする、といった三角関係なのです。
責任はもちろん、このわたしにあるのです。禁断の実の誘惑を創造したのはわたしなのですから。
「覆水盆に帰らず」の諺が真理であれば、どうしようもないのですが「精神一倒何事か成らざらん」の諺もありますから、とにかく全力を尽くして宇宙の道理に沿った人間の道に、これから導いてやらなければなりません。
今まで彼ら人間が歩んできた道をひとつひとつ振り返りながら、改正させていきたいと思っています。