|
第二十七章 5000才の人間 月は地球の約4分の1の大きさです。 ということは比重が同じだという条件で月は地球の約64分の1の重さになります。 そうすると、前にも言いましたように星の自転速度はその星の重さに比例することから、地球上の人間の平均寿命が80年とすると、月での人間の平均寿命はその64倍の5000年になる。 この5000年という数字は非常に象徴的です。 ある宗教では1000年をひとつの単位として人間の進化を定義している。 地球上での人類文明の歴史は約5000年と言われています。 そしてあと100年で地球人類は月に移住する。 すべての人類の、一生の終焉を意味しているのです。わたしは、それをつぶさに見てきました。 ある宗教では、生まれ変わる、いわゆる転生輪廻を信じているようですが、そうではないのです。 たしかに、肉体は約80年で消え去りますが、精神は5000年生き続けるのです。 それを転生輪廻と言っておるのです。実は永遠の命ではなく5000年の命なのです。 地球はどうしても重いから、肉体はせいぜい80年で金属疲労してしまう。そうしたら交換する肉体がいる。そして新しい肉体でまた80年生きる。これを約60回繰り返して最後には肉体も精神も死ぬ。それが本来の人間の一生なのです。 ところが月で住むようになると、肉体も5000年間生き続けることができるようになる。 肉体一生、精神一生の人生を送るようになります。 そうすると、子孫をつくる必要性が非常に減少する訳です。 今までは、80年程度の肉体の一生でしたから、子孫を残して5000年の精神を維持する必要があったが、肉体が5000年生きられたら5000年に1回程度子孫を造ればよい。動物には年に1回の発情期があって、その時以外は、オスもメスも発情しないようにできています。 人間だけが、年がら年中、発情しておる。これが人間同士、ひいては他の動物にも重大な危機を呼んでいることが人間には解っていない。 そこで、もうそろそろ、月に移動させて、地球にいた頃のように、しょっちゅう発情しては子孫を増やすことを止めさせなければなりません。 もう5000才まで生きさせて、5000年に1回発情させればよい。そうすれば性欲がなくなり、ひいては他のお金や、食べ物や、名誉、権力の欲も基本的には性欲が根底にあるから、性欲が5000年に1回しかおこらなければ、人間の煩悩は殆ど消えてなくなる。 それが月人間の特徴で、地球人間にとっては考えられない世界になるのです。 また、これだけ長い期間生きるということは、地球の人間のように頻繁に苦労を重ねることは、あまりにも厳しい要求になると思います。 だから月人間の一生は地球人よりも、実に快適な人生が、待っているのです。 それだけに月への切符を入手する条件も厳しい訳です。 まあ、これからの100年で、地球上で、あいも変らず80年ほど生きては肉体を替える人生を64回繰り返すか、それとも一気に5000才の人生を生き抜くかは、それぞれの人間の精神性にかかっています。 肉体を替えては精神を生き続けさせるのは、それだけ精神性が劣っているから、そうさせる訳で、精神性が5000年間変らず生き続けることが出来るなら、何ら問題はないのです。 かつては、この地球のへそであった日本は地球の軸が移動する前は北極の位置にあったから、かの物理学者も日本をたいへん重要な場所だと言ったわけです。 現在の本当の北極の位置も、実は2000KMほどずれたカナダという地域の北部にあるのです。 地球の軸がずれるごとに、極の位置も変る。今の南極もかつては温暖地域であって、いろいろな動物が住んでおった。 そしてますます、地球が重くなっているから、それに従って自転速度が速くなっています。 今の人間の一日の時間の感覚は、昔より間違いなく速くなっています。 自転速度がスピードアップすると、地球という星の円度が赤道周辺が遠心力が一番強いため膨張して楕円になっていく。その楕円度がますます大きくなっています。 楕円になると中心はふたつになります。だからすでに楕円になっている地球の軸は1本ではないのです。 いずれ、地球も円盤のような形になっていくでしょう。そうするとそこに住む有機生命体の住める環境条件もかなり厳しいものになっていく訳です。そこで精神性を高めることで月に移住できる準備をさせておく必要がでてきました。 ここらで精神性に目覚めさせるいい機会だと思っています。 |