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第二十八章 年令と肉体 地球の年令は50億才と言いました。そしてあと50億年ぐらい生きるでしょう。 要するに、100億才が地球の寿命です。人間で言えば40才の中年で一番、油の乗った時期だと言えるでしょう。 ふつう、人間の場合、80年の一生で、肉体が成長するのはせいぜい、15才から20才ぐらいまでで、あとは後退一歩と言われています。しかし実際にそうでしょうか。 80年も生きておれるのに、最初の20年で成長が止まり、あとの60年は退化していくという、これは理論的におかしな話です。 20年で成長という上昇傾向が止まるなら、退化という下降傾向も同じ20年で止まる、つまり、そこで死ぬということになるはずです。 100年以上前までは50才が平均寿命でした。 現在でも、開発途上国では50才か、もっと若い平均寿命の処がたくさんあります。 80才まで生きることが出来るなら、40才までは成長しなければおかしい。 しかし、実際は40才になると、かなり退化しているのが現状です。 これは、どういう理由かといいますと、本来なら40才から50才で死ぬべきところ、医学という人工的な技術によって無理やり、もう40年命を引き延ばしているのです。 その、おつりが50才台に出てくる。いろいろな病気に悩まされ、その上に精神的悩みも加わって、現代人にとって一番厳しい年代と言えるでしょう。 それなら、理論通り、40から50才で死んだ方がバランスのとれた一生だと思います。 しかし、前章でお話したように、本来は5000年まで生きることが出来る。 それなのになぜ80年程度しか、肉体は生きることが出来ないか。 それは、肉体的にも精神的にも、する必要のない無理をしているからです。 宇宙の法則通りに生きていれば5000年なんて簡単に生きることが出来る。 それを、地球上の大気、特に酸素がもたらす酸化作用が障害になっている。 非常に逆説的ですが、人間は酸素がなければ生きられないが、酸素がある故に生きることをも邪魔している。 酸素は本来、毒物作用の強い元素なのです。その毒物作用の強い酸素を食べて生きているのが人間なのです。 植物は炭酸ガスを食べて、酸素という毒物を吐き出しているのです。 酸素を肉体にいれれば、肉体は酸化作用を起こして、いろいろな毒性酸化物を体内につくる。そして肉体を退化させていく。 この毒性酸化物をつくらなければ、人間の寿命は簡単に100年や200年延ばすことが出来ます。 毒性酸化物をつくる環境に最も適しているのが、欲望が渦巻く生理状態の時なのです。 その中でも性欲をもよおした時の酸化物の生成は、象一匹を即死させる量ほどあります。 この性欲というのは、子孫をつくるための発情とは性質が異なり、生理作用ではあるのですが、低レベルの精神からもよおすものです。 脳から首の辺りにある肉体とアストラル体とのブリッジのところで発生するのが性欲です。 そして心臓のちょうど裏側にあるブリッジを通ってくるエネルギーはその性エネルギーを中和させる働きを持っていて、このバランスがうまくとれているのが自然の動物であり、それが発情期のときだけ性エネルギーが溢れてくる、その溢れた分だけ放出すれば、またバランスがとれるようになっているのです。 だから、動物は発情期に溢れた性エネルギーを放出できている方が、生命エネルギーの変換がバランスよくとれていて寿命は延びるのです。 そして発情期のサイクルが長いほど寿命は延びる。 これは、まさに息のサイクルがゆったりと長いほど寿命が延びるのと同じ原理です。 そのためには酸素の取り過ぎは良くないのです。 月はその点、最適な環境だと言えるでしょう。 地球でも、肉体の成長をできるだけ延ばすためには、酸素をできるだけ体内に入れないことです。 実は、生命有機体は酸素なくても生きてゆけるのです。酸素は生命エネルギーを運ぶ、単なる乗り物にすぎない。だから酸素の代わりに生命エネルギーを運ぶ乗り物を見つければいいのです。 一番のいい例が母親の胎内にいる赤ん坊は酸素を吸っていないが生きている。母親から直接、生命エネルギーをもらっているからです。 インドのヨガの行者で何十年間も土中に埋められていたのに死なずに生きて生還したという実話もあります。 生命エネルギーを吸収することができれば命は保たれるのです。 それが月には無尽蔵にあるのです。そういう点でも月が有機生命体にとって最適な環境だといえます。 そして、実は地球にも、その乗り物が存在するのです。 それを、うまく利用すれば、地球上でも1000年単位の寿命を持つことができ、肉体も1000年ぐらいまでは成長することができるのです。 これも本当の話ですが、インドに1000才を超えた仙人が今でも生きている。 だから、地球上でも5000才まで生きることは可能です。 しかし、環境としては、地球はますます困難なものになってきています。 だから月に移動するしかないと思います。 |