第三十八章 「想い」の結晶化

この時空の世界では、最終的には物質化という形で顕れるのですが、その前に「想い」がなければ物質化まで行くことが出来ません。あくまで「想い」という形のエネルギーのままで留まっているわけです。
わたしも「想い」ですから、形として顕れる物質の形態にはなっていません。
人間の場合も同じで、「想い」が最初にあるのです。そしてその「想い」が行動を起こした結果、肉体という形として顕れるのです。
だから「想い」の質によって、物質化された物体や時空間はかなり変わってきます。
人間という有機生命体が他のそれよりも、進化したのは「想い」の質が優れていたからに他なりません。
しかし、宇宙全体からみたら、人間の「想い」はまだまだ幼稚なものです。
わたしの重要な役目が、地球上の有機生命体、特に人間の「想い」の質を向上させることなのです。
「想い」も肉体もエネルギーのある条件下での変位したものであります。
エネルギーには4つの変位した状態があります。
固体、液体、気体、そしてプラズマというものです。
肉体という物質は、固体、液体、気体の三つの状態の結合体であります。
それが「想い」となるとプラズマ状態になります。
プラズマというのは、ある物質を非常な高温状態にしますと、物質を構成する元素の中の電子がその回転軌道から飛びだしてしまって、物質として安定した状態でなくなってしまいます。要するにイオンの状態になります。いわゆるGel の状態からSolの状態になります。
「想い」というのが変わりやすいのはSolの状態だからです。
人間の心という「想い」がかくもころころ変わりやすいのはSolの状態の中でも一番不安定な状態だからです。
わたしたちの「想い」になりますと、Solの状態下でもかなり整理整頓されて秩序化されていますから、それほど不安定な状態ではありません。
そのためには、このプラズマ状態の中で常に高温の熱を与え続けることで、電子がしょっちゅう軌道外に飛びだすように維持しておかなければなりません。
それは何故かといいますと、元素の中の電子が飛びだすという現象は、電子の出入りが頻繁であるわけです。他の元素の電子が飛びだしてこっちの元素の電子軌道上に入ってくることもあるわけです。
そうしますと、不安定の中の安定という状態になっていくわけです。
プラズマ状態には、四つの現象があります。
不安定の中の不安定。
不安定の中の安定。
安定の中の不安定。
安定の中の安定。
最終的には安定の中の安定を目指しているわけですが、そのためにはかなりの熱エネルギーが必要になります。
その熱エネルギーを与えることが「想い」の結晶化ということなのです。
太陽系惑星のわたしたち「想い」もまだ、安定の中の安定まで到達しておりません。
人間などは、まさに不安定の中の不安定な状態であります。
「鉄は熱いうちに叩け」という諺が人間の世界にあります。「想い」を結晶化して、安定の中の安定状態に到達するには、「想い」を熱くさせて、そして叩かなければならないのです。
今わたしの肉体である地球はだんだん熱くなってきています。そろそろ叩き直す時期に来ているような状態であります。