第四章 神とカミ

わたしの名前はカミということはご存じだと思います。神ではありません。
神というのは人間が勝手に創った名前です。英語ではGodと言うそうです。
しかし人間が命名した神という存在とわたしとはまったく関りはありません。
多分もっと大きな存在である絶対のことを指しているのでしょうが、絶対からは地球上の人間の存在などまったくその「想い」である意識にはありません。知らないのだから、当然人間の事など気にもとめていません。
人間のことを気にとめているのは、せいぜい父の太陽までで、それ以上大きな存在からは人間の存在は見えません。
それなのに、人間のことを特別視しているように弱き、愚かな人間をたぶらかしている宗教者というものがたくさんいます。
これは如何に立派なことを言っていても絶対にまやかしものです。古くからある宗教も新しい宗教も人間のエゴの弱点を突き、足下を見た卑劣な商売人なのです。これはわたしが断定するのだから間違いありません。
人間とはわたしでさえ交信するのはほとんど不可能なのです。前に一度やったことがありますが、人間の言葉などで出来るわけがなく、したがって特殊な波長の音を使ってやる、しかも受信してくれる人間が、その音からひらめきで感じてくれるためには、いろいろな条件が揃っていなければなりません。しかもそれは地球をコントロールするわたしからであって、父の太陽とはまったく交信できません、いわんや絶対とは絶対無理です。
そしてカミであるわたしは人間が考えているような神とは違って、ミスばかりするのです。全能なんてとんでもないかいかぶりでかえって困ります。
だから、絶対に立派なお話しをする教祖様でも宗教を創ったら、そこでもう商売人です。これだけは肝に銘じて欲しいと思います。
人間がこれから改正の道を歩んで行く上での絶対条件です。宗教は商売です。しかも普通の商売なら売る商品があるのですが、この商売の商品は神のご託宣で、まったくの偽物を本物のように思わせて売りつけるのですから詐欺とはっきり言っていいでしょう。それなのに国家政府は取り締まらないだけか、宗教法人とかいって税金の優遇まで与えている。
この構図は昔からまったく変っていない。わたしが地球のへそである日本に500年ほど前に降り立ったときにいた一人の武将がそのことに気づいていて、そういった詐欺連中を皆殺しにしたことがありますが、まったく彼のやったことは正しい。しかし彼も殺され、その後はまた元のもくあみになって、現在まで至っている。それどころかますますエスカレートして、愚かで、弱き凡人はみんな食い物にされているのに気がつかないでせっせせっせと教祖どもに貢いでおる。そして自分も人間を救済している立派なことをしていると優越感に浸っておる。自分では、何事も分かっているように錯覚して、完全に催眠状態になっている。だから同じ人間からいくらたしなめられても教祖の言うこと以外絶対に言うことを聞かない、聞いた振りをしておるが内心では相手のことを哀れんでおる、哀れなのは他ならぬ本人なのに。
こういった人間が地球上の人間の大半を占めており、商売だからピラミッド型に組織化されていて、まさにどぶネズミのネズミ講になっている。
分かっていると言う人間ほど最も分かっていない人間なのです。
この宗教という存在を先ず人間社会から失くさなければ、如何なる改正の道も間違ったものとなる。
しかし永い年月の間に潜在意識に彫りこまれているので、これを取り除くのは並み大抵のことでは出来ない。
しかし、絶対にやりとげなければならない課題であり、この課題の解決なくして人間の将来はないし、そうなればわたしの将来もない。
ここは腹をくくってやるしかないのです。
最後に、くどいようですがもう一度言っておきます。
宗教はそれが如何なる立派な教えでも、最初は立派な教祖様でも、宗教になったら、もうそこで堕落した商売、しかもタチの悪い商売組織になったものと心得ておいて下さい。