第四十六章 決断への「想い」の準備−2

地球上では48個の法則に縛られていると言いました。
それが月に行くと98個の法則に縛られる。特に16種類の生き方が32種類になる。
息、生理的行為、思考、行動それぞれが厳選されるわけです。
地球上では、それぞれの要因が、理にかなってさえいればよかった。
ところが月になると、理にかなっているだけでは必要条件だけである。そこに十分条件が加えられる。
その十分条件とは何か。光の速度に対応できるようになっているかどうかということなのです。
分かりやすく言えば、今までの時間の概念はまったく通用しなくなる。
光速で飛べば、時間はストップしてしまう。光速以上で飛べば、時間は後退してしまう。それは、空間の中で時間の概念であって、絶対宇宙では空間もないから時間もない。ただその瞬間だけしかない。その瞬間がまた無限の世界になっている。
だから、地球上では、過去のことや、未来のことと定義してきたことがすべて、瞬間になってしまう。
月で住むということは、来る絶対宇宙というタイムトンネルを通って新しい全体宇宙への旅なのですから、その「想い」の準備をしておかなければならない。
従って、理にかない、かつ光速に対応した息、生理的行為、思考、行動が基準になり、絶対宇宙への旅が出来るのは この二つの要因が揃った者だけであります。
一応、月には息、生理的行為、思考、行動が理にかなった人間であれば行けるのですが、そこで、また篩にかけられる。
四つの事象、正と正、正と負、負と正、負と負の中から正と正だけが選ばれる。
理にかなった要因では、もともと正なのですから、正と負だけがふるい落とされる。
そこで光速に対応した、各要因とは、一体どのようなものであるのか。
時間の概念をいれないでする、息であり、生理的行為であり、思考であり、行動であるということであります。
空間と時間の時空の世界では、ほとんどの人間が、時間と空間に縛られる結果、過去、もしくは未来という時間と、その幻想である空間に振りまわされて生きています。
しかし、実在するのは、この瞬間のこの場所しかないわけです。
この瞬間とは何でしょうか。さきほど実在すると言いましたが、これも適切な言葉ではありません。
この瞬間とは、在るものではなく、過程なのです。変化の過程なのです。変化、動きなのです。エネルギーの移動なのです。
その変化、移動の結果、瞬間が過去になり、未来が、この瞬間になり、やがて過去になる。だが、この瞬間は時間でも空間でもない、ただの動きの過程なのです。
光速に対応するということは、この瞬間という過程になりきることなのです。
それは、ここ地球上にいても、実現可能であります。
したがって、今からよく、この瞬間という中に自己を100%埋没させる訓練をしておくことです。