第二十八章 神の基準−9

人間の神となるということは、結局、人材を発掘し、教育するということに尽きると思います。
他方では、嫌な仕事ですが、失格人間の峻別、整理という、後ろ向きな仕事もあります。
今まで、お話してきたことで、失格人間のイメージは確立されたと思うのです。
さあ、彼らをどうするか。
彼らは、反省する力がありません。従って自主的に身を引くということは有り得ません。
そうしますと、強引にやってしまうしか方法はないと思います。これがテンシの得意とするところで、わたしは不得意です。しかしテンシを退けて、わたしの問題としてけじめをつけると宣言したのだから、今更じゃらじゃら言える筋合いでもありません。
テンシがよくやる手の天変地異では選別出来ないし、天から七人の使者がやってきて×印を事前につけておいて、七人の使者に、お仕置きをするのも非近代的でもあります。
ただ、この七人の使者が、お仕置きをするというのは大きなヒントになると思います。
×印の人間は、先ほども言いましたようにはっきりしております。
七人の使者ではちょっと足らないと思いますが、数十人から数百人の使者を選んで、彼らに、お仕置きをする力を与える方法が良いと思います。
これもわたしの仕事ですが、数十人から数百人の使者を発掘し、鍛錬させ、教育することが急務だと思います。
この使者は、年齢を重ねている人間が良いと思います。
彼らに、お仕置き出来る力は、わたしが与えます。
2020年、2050年、そして2100年のことを考えますと、今の20才から30才代の人たちは、自分たちの子供が主役になるのですから、まず自分たちが、よく勉学し、鍛錬し、主役になる自分たちの子供に自信を持って教育出来る人間になって欲しいと思います。
その世代の人たちを啓蒙する仕事もわたしの仕事であります。
本題の、お仕置きの方法ですが、出来れば穏便にやりたいと思っております。
譲歩が一番良い方法だと思います。
しかし、一度味わった快感は、なかなか忘れることの出来ないものであります。
その時は仕方ありません。
テンシやヒカリの力も借りて、一気呵成にやろうと思っています。