第百四十六話 点と線と円

「時間」とは、『誕生=始点=『今』』という「静止時間」から始まり、『生=円周=上る『永遠』という半円と下る『永遠』という半円』という「運動時間」を経由して、『死=終点=『今』』という「静止時間」に円回帰する、「静止時間」/「運動時間」という二つの「時間」であった。
「空間」とは、『誕生=始点=過去(一番遠く退く過去)』という「静止空間」から始まり、『生=円周=『現在』(退く『過去』という半円と進む『未来』という半円)』という「運動空間」を経由して、『死=終点=未来(一番遠く進む未来)』という「静止空間」に円回帰する、「静止空間」/「運動空間」という二つの「空間」であった。
「静止」は(一)点です。
「運動」は始点と終点の(二)点ですから線です。
「静止/運動」は始点が終点になる線ですから円です。
『今』という一点の「静止時間」が、始点(『誕生』)から終点(『死』)まで円回帰運動をすると、円周(『生』=上る『永遠』という半円と下る『永遠』という半円)という映像が映ります。
『ここ』という一点の「静止空間」が、始点(『誕生』)から終点(『死』)まで円回帰運動をすると、円周(『生』=退く『過去』という半円と進む『未来』という半円)という映像が映ります。
結局の処、
実在するのは、『今』という一点の「静止時間」と、『ここ』という一点の「静止空間」だけであったのです。
『今』が『現在』になったら、『生』という円を映します。
『ここ』が『現在』になったら、『生』という円を映します。
『今、ここ』が『現在』になったら、『生』という円を映します。
いずれにしても、『誕生』・『死』が実在で、『生』は映像であります。