第百七十七話 「真の子供教育」がいま必要

悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖と無縁の一生。
他の生きものたちがしている一元論的生き方です。
無知の「死の観念」を持った生き方と言ってもいいでしょう。
悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖の一生。
わたしたち人間がしている二元論的生き方です。
中途半端な有知の「死の概念」を持った生き方と言っていいでしょう。
悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖を超えた一生。
わたしたち人間が目差すべき三元論的生き方です。
完全な有知の「死の理解」を持った生き方と言っていいでしょう。
二十一世紀を、真の自由、本当の自由を確立した「高度自由社会」の世紀にするには、「死の理解」を持った生き方をする「新しい人間」が必要です。
「新しい人間」による「新しい日本」を構築しなければなりません。
その時期のピークは、世界の人口が233=85億8993万4592人に達する時でしょう。
国連統計の「世界の人口」データに基づけば、2034年に85億8993万4592人に達します。
今から27年後です。
日本人の平均寿命を80歳とすれば、2034年に生きている日本人は、現在53歳以前の日本人であり、社会の中心世代30歳から50歳の日本人の現在の年齢は3歳から23歳の世代です。
つまり、現在の赤ん坊、少年少女、青年が中心世代になる時期に「新しい人間」による「新しい日本」が出現することになります。
まさに、死を知る時期に当る子供たちです。
死を知る時期に当る子供たちに、死を知ることは好いことであることを今教えてやることが極めて重要なのです。