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第百九十八話 「時間の観念」と「時間の概念」と「時間の理解」 「死」について、「死の観念」、「死の概念」、「死の理解」という三つのステップがあるように、「時間」についても、「時間の観念」、「時間の概念」、「時間の理解」という三つのステップがあります。 他の生きものが持っているのが、「観念(Feeling)」です。 悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖と無縁の一生を送っている他の生きものたちは、「死の観念」、「時間の観念」を持っています。 絶対一元論的な生き方です。 わたしたち人間が持っているのが、「概念(Thinking = Concept)」です。 悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖の一生を送っているわたしたち人間は、「死の概念」、「時間の概念」を持っています。 相対二元論的な生き方です。 「新人類(超人類)」が持っているのが、「理解(Understanding)」です。 悩みや四苦八苦、挙句の果ての、死の恐怖を超えた一生を送ることができる「新人類(超人類)」は、「死の理解」、「時間の理解」を持っています。 絶対・相対三元論的な生き方です。 「死の観念」、「死の概念」、「死の理解」については、すでにお話しました。 ここでは、「時間の観念」、「時間の概念」、「時間の理解」について、お話します。 「時間の観念」とは、一日と一年のことです。 言い換えれば、地球の自転と公転のことを指しています。 更に言い換えれば、朝・昼・夜と春夏秋冬のことを指しています。 地球上に存在するすべてのもの、つまり、鉱物・植物・動物は地球固有の一日(自転、朝・昼・夜)と一年(公転、春夏秋冬)を知っています。 言い換えれば、体内時計のことです。 「時間の概念」とは、1秒、1分(=60秒)、1時間(=60分)、1日(=24時間)、1週間(=7日)、1ヶ月(=30日)、1年(=12ヶ月)のことです。 厳密に言えば、 1秒前、1分(=60秒)前、1時間(=60分)前、1日(=24時間)前、1週間(=7日)前、1ヶ月(=30日)前、1年(=12ヶ月)前。 1秒後、1分(=60秒)後、1時間(=60分)後、1日(=24時間)後、1週間(=7日)後、1ヶ月(=30日)後、1年(=12ヶ月)後。 のことです。 言い換えれば、『過去・(現在)・未来』のことです。 言い換えれば、体外時計のことです。 「時間の理解」とは、地球という星には地球固有の「時間」があり、それが、一日(自転、朝・昼・夜)と一年(公転、春夏秋冬)であり、一年(公転、春夏秋冬)=365.25一日(自転、朝・昼・夜)であることを理解していることです。 更に、 「時間の概念」である『過去・(現在)・未来』は本当の「時間」ではなく、「光景(空間)」であり、本当の「時間」は『今』だけであることを理解していることです。 言い換えれば、 静止している時間が本当の「時間」であり、運動している時間はニセモノの「時間」であることを理解していることです。 言い換えれば、 「静止」が実在で、「運動」は映像で、「静止・運動」が現実であることを理解していることです。 『今』という本当の「時間」は地球固有の「時間」ではなく、宇宙普遍の「時間」です。 絶対一元論的生き方と絶対・相対三元論的な生き方の違いがここにあります。 二十一世紀の「新しい人間」、つまり、「新人類(超人類)」とは、絶対・相対三元論的な生き方、つまり、「超論」的生き方をする人間のことであり、「死の理解」、「時間の理解」に至った人間のことであります。 |