|
第二百七十四話 罪深き生きもの・人間 差別・不条理・戦争は人間社会だけにしかありません。 支配・被支配・二層構造と世襲・相続の制度も人間社会だけにしかありません。 オス社会も人間社会だけにしかありません。 すべて、自然社会(地球)、つまり、エデンの園から逸脱したものです。 人類は、神によってエデンの園から追放されたのではなく、自らエデンの園を出ていったのが、人類の正しい歴史観です。 後で、弁解がましく、事実を歪めてしまったわけで、弁解の方便として、神の所為にしたわけです。 よくよく脳味噌に汗を掻かせてください。 自然社会にはなく、人間社会だけにあるものは、すべて、エデンの園から追放された結果であることは誰もが認めざるを得ないでしょう。 それが、 オス社会であり、支配・被支配・二層構造と世襲・相続の制度であり、差別・不条理・戦争であるわけです。 しかも、差別・不条理・戦争を好いことだと言う人間は誰もいない。 つまり、 エデンの園から追放されたことを好いことだと、当の人間が思っていない。 だから、自ら出ていったのではなく、神によって追放されたと言わざるを得なかった。 つまり、 オス社会、支配・被支配・二層構造と世襲・相続の制度、差別・不条理・戦争の原因は、自分たちの所為ではなく、神の所為だと言う理屈になります。 そんな神を崇める宗教を、わたしたち人間の大半は信じているわけです。 自分たちの所為で、オス社会、支配・被支配・二層構造と世襲・相続の制度、差別・不条理・戦争の社会にしておきながら、神の所為にして、その神を崇めるという、何とも支離滅裂な話ではないでしょうか。 それとも、わたしたち人間はかくも罪深き生きものであることを自認しているのであれば、自然社会を規範としている筈で、それなら、地球温暖化といった地球環境問題を惹き起こすべくもないでしょう。 一重に、知性あるわたしたち人間の傲りと、錯覚の為せる業であることを理解しなければなりません。 |