第三百三話 同義語(同意語)と異次元語

好き=嫌い
をベースにした新しい言語とは、一体どんな言葉なのでしょうか。
雲を掴むような話です。
“好き”という言葉と、“嫌い”という言葉は正反対の意味、つまり、反義語(反意語)である。
今までの常識です。
“好き”という言葉と、“嫌い”という言葉は同じ意味、つまり、同義語(同意語)である。
二十一世紀の新しい社会の常識です。
同義語(同意語)の代表例は、「即刻」と「即時」だと日本語の辞書の第一人者である広辞苑は言います。
今までの常識を地で行った典型でしょう。
二十一世紀の新しい社会では、「即刻」と「即時」は逆に反義語(反意語)になります。
何故なら、
「即刻」は『今、ここ』という垂直時間(虚時間)であり、「即時」は現在という水平時間(実時間)だからです。
現在とは、『過去・現在・未来』という水平時間(実時間)、つまり、空間の一つであって、時間ではないことは何度もお話しました。
そういう点では、厳密に言えば、反義語(反意語)ではなくて、異次元語と言った方が適切でしょう。
アインシュタインの「時空の世界」で言えば、
「即時」は三次元語。
「即刻」は四次元語。
という異次元語であるわけです。
二十一世紀の新しい社会では、“好き”と“嫌い”といった反義語(反意語)は一切姿を消し、同義語(同意語)若しくは異次元語で構成される言語になるのです。