第三百六十六話 死季(四季)を思い出す(3)

わたしたちにとっての一日、一年は一生の圧縮版に外なりません。

一日     一年    一生        母との関係
 朝      春     誕生        母との出会
 昼      夏     生(前半)     母との対面(前半)
 昼      秋     生(後半)     母との対面(後半)
 夜      冬     死         母との別離      

そこで、先ず、わたしたちの一日の四季について考えてみましょう。
一日の中で、あなたが一番好んでいるのは、清々しい朝でしょうか。
一日の中で、あなたが一番好んでいるのは、充実した昼でしょうか。
一日の中で、あなたが一番好んでいるのは、静かな夜でしょうか。
わたしたち人間にとっての朝とは、母との一日の出会の時です。
一日における朝とは、すべてにおいて出会いという出来事が起こる時のことです。
つまり、
出会とは清々しさです。
わたしたち人間にとっての昼とは、母との一日の対面の時です。
一日における昼とは、すべてにおいて対面という状態が続く時のことです。
つまり、
対面とは充実です。
わたしたち人間にとっての夜とは、母との一日の別離の時です。
一日における夜とは、すべてにおいて別離という出来事が起こる時のことです。
つまり、
別離とは静けさです。
あなたは、清々しさ派ですか?
それなら、今のあなたの四季は朝です。
あなたは、充実派ですか?
それなら、今のあなたの四季は昼です。
あなたは、静寂派ですか?
それなら、今のあなたの四季は夜です。