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第三百九十三話 新進化論(3) 生きとし生けるものが、 「観念の世界」→「概念の世界」→「理解の世界」 「始点の世界」→「円周の世界」→「終点の世界」 というマクロ宇宙からミクロ宇宙を貫く円回帰運動に従って進化している。 わたしたち人間は長い間「概念の世界」を生きてきた結果、「オス社会」を頂点にして、「宗教と科学」と「支配・被支配二層構造と世襲・相続の差別社会」で底辺を構成するトライアングル構造の文明社会というものを構築してきました。 それは、「概念の世界」=「円周の世界」に外ならないからです。 「円周の世界」は「運動の世界」というダイナミックに進歩する面を持っているから、文明社会を構築できたわけです。 しかし、 「始点の世界」→「円周の世界」→「終点の世界」 というマクロ宇宙からミクロ宇宙を貫く円回帰運動に従って進化していかなければならないわけですから、いつか円回帰しなければなりません。 このまま、文明社会を発展し続ければ円回帰することはできません。 従って、 どこかで、「円周の世界」→「終点の世界」つまり、「運動の世界」→「静止・運動の世界」に移行しなければなりません。 「未熟な知性の世界」=「運動の世界」であり、「成熟した知性の世界」=「静止・運動の世界」ですから、「概念の世界」→「理解の世界」に移行するということは、「未熟な知性の世界」→「成熟した知性の世界」に移行することを意味しているのです。 従って、 「未熟な知性」とは変化する(運動する)知性に外なりません。 言い換えれば、 「未熟な知性」は事実を追求する知性に外なりません。 従って、 「成熟した知性」とは変化しない(静止している)知性に外なりません。 言い換えれば、 「成熟した知性」は真実を追求する知性に外なりません。 新進化論の核とは、まさにこのことです。 |