Chapter 19 時間の変化

時間の感覚が年齢を重ねるにつれて速くなるのは、人間も地球と一緒に回っているわけですから、徐々にですが回転速度が速くなっているのです。
回転速度が速くなる要因は質量の増大なのですが、この質量は物質的のみならず、想いにも質量があるのです。
要は両方ともエネルギーであるわけです。
物質的な質量の変化は年齢に関係ありませんが、想いの質量は年齢を重ねると共に、必ず増大します。
従って総質量では年齢が高い程大きくなり、結果回転速度が速くなり、時の経過感覚が速くなるわけです。
何を言いたいのか。
前章で、時間の変化があると、そこには新しい力が加わっていると申しました。
すなわち、年齢を重ねるに従って、想いの部分に新しい力がどんどん加わっているのです。
最大の力は、死が迫ってくる恐怖の想いの力で、それが増大していきます。
たとえば、あなたが今80才といたしましょう。普通なら死が近いと感じておられるはずです。
ところが、あなたの寿命が160才で、もう80年生きることが出来るとわかったら、死が迫る恐怖が、あなたから消えてしまうはずです。
すなわち恐怖の想いの力が加わらなくなり、時間の変化も無くなり、時間の経過感覚が速くなるのも消えてしまうわけです。
人間の体は実に上手くできているものでして、時間の変化がなくなると肉体も精神も歳をとらなくなるのです。
従って金属疲労するまで、人間は今の寿命より遥かに長く生きることが出来るのです。
「神の自叙伝」で人間は、五千才まで本来は生きることが出来ると、主人公の「カミ」が言っておりましたが、実際にそうなのです。
普段、人間は時間の変化をまったく感じずに生きておりますが、遅々としてではありますが、少しずつ変化しておるのです。
ところが、想いに力が加わらないようにすれば、時間の変化が全く起こらなくなるのです。
それでは、「想い」に力が加わらないようにするには、どうしたらいいのか。
ネガティブな思考を一切シャットアウトすることです。
一瞬たりともネガティブな思考が入る余地を与えないと決断することです。
これは、みなさん誰にも決断さえすれば出来ることです。
今この瞬間から試されては如何でしょうか。