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Chapter 20 過去と未来は時間ではない 時間と言う言葉から、すぐに思い浮かぶ言葉は、過去・未来であり、現在という言葉は浮かんできません。 それは、あなたがたが常に過去若しくは未来に生きているからです。 現在に生きるしかないのに、過去か未来に想いはあるのです。 だからネガティブな想いが多く出て来るのです。 もちろん時には、ポジティブな想いもあるでしょうが、肉体を持って生きている想いは、過去や未来についてはネガティブな想いを持つ性癖があり、ポジティブな想いは、現在この瞬間にしか持てないのが本質のようであります。 現在この瞬間は、まさに瞬間ですぐに過去へと過ぎ去っていくものですから、ポジティブな想いは記憶に残りにくいのです。 一方ネガティブな想いは、過ぎ去った後も引きずり、それを未来に投影するものですから記憶に残りやすいのです。 みなさん過去を思い出してみて、出てくることは、ネガティブなことが多いはずであります。そもそも記憶そのものがネガティブな想いそのものと言ってもいいくらいです。 もちろんポジティブな経験もネガティブと同じだけあるのですが、それは現在この瞬間にしか感じないことですから、記憶に残る暇もないわけです。 そして、どうしようもない、過ぎ去った過去や、まだやって来てもしない未来にネガティブな想いを馳せるのであります。 過去や未来も、時間であったことは確かですが、今は時間ではなくなっているということを理解して欲しいと思います。 ここは非常に微妙なところなので、頭に汗を掻いて欲しいのですが、時間というのは、現在この瞬間に、四次元世界に切り口をつける時が積み重なったもの、切り口から切り口の間であると申しました。 三次元的に考えれば、ある時間という幅の四次元世界には過去と未来も包含しているように思いますが、錯覚しないようにしてください。 四次元世界は時間の幅の三次元空間を見渡せる世界であって、そこには過去も未来もない、ただ現在この瞬間だけしかないのです。 従って、時間という概念は本来、現在この瞬間だけにあるわけでして、厳密には「時」と言った方が適切であります。 時と時との間が時間なのであり、それは四次元世界での話しであって、宇宙空間は四次元世界だからいいのですが、地球という肉体の一部として存在する人間は、三次元的にしか生きることが出来ないので、時間を過去・現在・未来と区分けしてしまうわけです。 ここに錯覚が生じるのです。 我々も宇宙の一員ですから、結局は四次元世界に存在しているのです。 従って、過去や未来は時間ではなく、三次元世界からみた四次元世界の一部分であり、そのようなものは四次元世界には存在しないことを肝に銘じて置いて欲しいと思います。 |