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一期一会 未(ひつじ)十五の日 行く末に 宿をそことも 定めねば 踏み迷うべき 道もなきかな 人生にゴールはありません。 いや、あるべくもないのです。 あなたのこれまでの人生を考えてみてください。 自分の計画通りになったことがあるでしょうか。 『ある程度なった』と考えていらっしゃる方がいるとするなら、それは親の七光りで世襲して職業に就いた人たちか、必死に受験勉強の青春を送り、東京大学に入り、それから大蔵省−すみません、今では財務省といいますが、A級国賊犯として、日本の歴史に、その名を留めておくためには、大蔵省という名前を我々日本人は決して忘れてはなりません−へと人生の道を進んでいった高級官僚の方々ぐらいではないでしょうか。 いやまだいるようです。 出自もはっきりしないのに、京都大学から第一期フルブライト奨学生としてアメリカに留学云々と言って、テレビの世界の影響力をいちはやく察知して、訳の分からない、それこそ当時では、『このおっさん、一体何者や?』という感じで、如何にも、うさん臭いイメージでテレビ界に無理やり首を突っ込んできた竹村健一などは、今頃パイプをくわえて、一回150万円の講演料を、年200回もこなして、ほくそ笑んでいる。この男も、今は人生思うままと思っているかも知れません。 しかし、一休さんは言っておられます。 「人生に目標を定めずに生きておれば、踏み迷う道もない」 逆説的に考えれば−この点が非常に大事な処で、この世のことはすべて二元論の法則で動いているので、ものごとを透徹しようとするならば、必ず逆説的発想をする習慣を持たなければなりません−人生思う通りにいっていると思っている人間は、その時点で既に道を踏み外しておるということであります。 これからの、前述した連中の、それこそ一休さんではありませんが、行く末を見てみたいものであります。 必ず、法則でありますから、答えは出てきます。 『嘘をついたら地獄に落ちる』 『法律を犯したら地獄に落ちる』 などは、決して法則ではありませんから、心配せずに、人の為、世の為、どんどん嘘をつき、法律を破りましょう。 今、この国は無法国家になりつつあるようです。 しかし、この無法国家というのは、悪い面が出ている無法国家であります。 これを良い面が出ている無法国家に早く軌道修正しなければなりませんが、先に申しました、特権階級にあぐらをかいて人生思うままに生きていると思っている連中が世でのさばっている社会よりは、良い方向への通過点と考えれば、今の我が国の無法ぶりの方が、まだましだとわたしは思うのです。 |