第二十二章 楕円地球の二つの中心

シオン賢哲会合議定書の第六議定書は、該新聞のかかる疑惑を解消せしめないであろうか。
裏切られ且つ現に欺かれつつある労働者よ覚醒せよ!
『シオン賢哲会合の議事録(プロトコール・シオンスキフ・ムドレーオフ)』の第六議定書の最後の件が如実に物語っている。
“裏切られ且つ現に欺かれつつある労働者よ覚醒せよ!”
『シオン賢哲会合の議事録(プロトコール・シオンスキフ・ムドレーオフ)』の原稿が白日の下に晒された1905年に、アルバート・アインシュタインはスイスの首都ベルンで書き下した「特殊相対性理論」を発表し、スイスのバーゼルにいたウラジミール・レーニンはマルクス主義をレーニン主義まで拡大させ、社会主義を共産主義の中に忍ばせる謀略を虎視眈眈と狙っていた。
そのスローガンが、“裏切られ且つ現に欺かれつつある労働者よ覚醒せよ!”だったのである。
労働者(プロレタリアート)が主役である社会主義が何ゆえ共同社会(ゲマインシャフト)を志向する共産主義と同じなのか。
「資本論」を書いたマルクスでさえ、後日、社会主義と共産主義は根本的に違っていて、寧ろ、資本主義に近いものであると本音を吐いている。
世界の学識者が悉く社会主義=共産主義に嵌り込んだことを、『シオン賢哲会合の議事録(プロトコール・シオンスキフ・ムドレーオフ)』の第二議定書の中で書かれた罠が見事に証明している。

肝要なのは、科学の命令(理論)だとして、我々が彼等に吹き込んでおいたものが彼等の為に最も重大なる役割を演じていればよいのである。この目的の為に我々は、始終我々の新聞雑誌を利用して、この命令に対する盲目的信用を鼓吹する。
非ユダヤ人中の知識階級は自己の知識を誇りとして、『科学から』得た知識を巧妙に実現しようとするのであろうが、然もそれの知識を論理的に吟味もせず、またその知識なるものが、人間を我々に必要な方向に教育するため、我々の密使によって作り上げられたものであることには気がつかないのである。


世紀毎の16年の空白期間は時間を超えた空間で繋がっているが、愚鈍な一般大衆はそのことにまるで気づいていない。
しかし、二十一世紀はそうはいかない。
鬼神四郎から鬼神冬子に引き継がれた国津神の精神が、この日の出る処に息吹いている限りは、そうは問屋が卸さない。
あのアインシュタインが来日して言った次のメッセージが示唆している。

“世界の未来は進むだけ進み、
其の間、幾度か争いは繰り返されて、最後の戦いに疲れる時がくる。
其の時人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主を崇めなければならない。
この世界の盟主たるものは武力や金力ではなく、
あらゆる国の歴史を抜き超えた最も古く、また、最も尊い家柄でなくてはならぬ。
世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。
われわれは神に感謝する。われわれに日本という尊い国を作って置いてくれたことを・・・”

アジアとは、“Açu(日の出る国)”のこと。
ヨーロッパとは、“Ereb(日の没する国)”のこと。
アジアとは、“Oriens(日が昇る=rise)”のこと。
ヨーロッパとは、“Occidens(日が没する)=fall)”のこと。
“Açu(日の出る国)”の高峰が日本、つまり、日の本ということ。
地球は球体だから必ず中心がある。
厳密に言えば、楕円体だから中心は二つある。
“Açu(日の出る国)”の高峰と“Ereb(日の没する国)”の高峰が、二つの中心である。
世界の文化はアジアに始まってアジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。