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Chapter 443 永遠の美しさ 内面的な魅力(Magnetism)は「想い」の重力に比例する。 「想い」の重力は、「想い」の運動量に比例する。 回転運動するものにとっての重力とは、求心力に外なりません。 重力の大きい星ほど速く自転します。 重い「想い」ほど、速い回転運動をします。 回転速度が速くなって、重力(求心力)が光すらも吸い込むまで大きくなると、特異点に到達して、やがてブラックホールになって死を迎えます。 運動の光と音(喧騒)の宇宙では、光の速度以上のものはありません。 それ以上の速度になるということは、運動の光と音(喧騒)の宇宙からブラックホールに落ちて、静止の暗闇と沈黙の宇宙に移動することを意味します。 運動の光と音(喧騒)の宇宙では7000兆個の星があると言われており、それぞれが回転運動をしているのですが、最終的にはみんなブラックホールになって星の死を迎えます。 地球上に63億の人間がいるということは、63億種類の「想い」があると言うことであり、それぞれ違った「想い」の重力を持っていると言っていいでしょう。 地球や月のような、小さな星もあれば、太陽の何倍もの重さを持つ星もあるように、巨大な「想い」の重力を有する人間もいれば、地球や月のような小さな「想い」の重力の人間もいるわけです。 しかし、どんな星もいつか必ず死ぬ、そしてその過程は「想い」の重力が特異点に到達する処まで行くことに外ならないことを、わたしたちは認識することが大切なわけであり、自己の「想い」の特異点こそ悟りの境地と言えるでしょう。 従って、悟りの境地とは、普遍的なものではなく、個性的なものであることがわかってきます。 しかし、その個性ある「想い」の持つ極限の速度つまり特異点に到達するまで、「想い」の重力はどんどん大きくなる、つまり「想い」の回転速度はどんどん速くなるのです。 年齢を重ねるに連れて、時間が経つのが速く感じるのは、「想い」の速度がどんどん増していくからに外なりません。 内面的な魅力(Magnetism)は「想い」の重力であり、真の美しさとは二元的なものではなくて、絶対一元的なものである所以です。 食材には、それなりの旬があるように、わたしたち人間にも旬の時期があります。 旬の時期とは、「想い」の重さが適正である時期のことを言うのです。 それは、求心力に対して遠心力というものがあり、求心力と遠心力が均衡しているラグランジュ点(LX)のことであり、太陽と地球との重力の均衡点がラグランジュ1(L1)であるように、ラグランジュX(LX)は外見上の魅力(Attractiveness)と、内面的な魅力(Magnetism)との均衡点であって、「想い」の重力つまり内面的な魅力(Magnetism)は、生きている限りつまり運動している限りは、死ぬまでつまり静止するまでは、どんどん増し続けるのです。 わたしたちの人生には、外見上の魅力(Attractiveness)と内面的な魅力(Magnetism)の均衡点つまり旬の時期は確かにあるけれど、年齢を重ねる毎に、内面的な魅力(Magnetism)はどんどん増すことも確かであります。 美しさとは、旬の美しさもあるけれど、それは限られた時期だけのものに対して、死ぬまで続く永遠の美しさもあることを自覚することが、生きている意義でもあります。 |