Chapter 544 四元論(五次元世界観)

最も広義の自分に気づくということは、それまで海面上に浮かんでいるひとつの島だと思っていた自分が、隣にいる島も、その向こうにある島も、更にはその向こうにある大きな大陸も、更にはその向こうにある目に見えないものすべても実は自分であったことに気づくのです。
地球は、ユーラシア大陸・アフリカ大陸・オーストラリア大陸・南北アメリカ大陸・南極大陸の六つの大陸があり、それを隔てさせている南太平洋・北太平洋・南大西洋・北大西洋・南極海・北極海・インド洋の七つの海でできています。
ユーラシア大陸の一部である中国は中華思想という考え方を持っていて、中国の黄河流域に広がる中原一帯を世界の中心だと考えてきた。
南北アメリカ大陸の一部であるアメリカは、白人絶対視の人種差別主義(Racism)で以ってユーラシア大陸の西の端にある欧州と共に白人世界をつくり、白人以外の人種は人間に非ずという世界観で戦争に明け暮れる歴史をつくってきて、今なお戦争を続けている。
ユーラシア大陸の東の端にポツンと寂しく浮かんでいる日本列島は、村八分された劣等感を常に持ち続けながら、ひねくれた想いで世界に対して斜に構えながら長い歴史を生きてきた。
六つの大陸をつくった七つの海が、こういった隔絶観を創造した原因であり、もし地球に海がなかったら、大陸もなく、島もなく、中華思想も、人種差別主義も、村八分劣等意識もなかった筈であります。
地球という全体の意識からすれば、自分の肉体のそれぞれ一部である中国もアメリカも日本も皆、自分の肉体の一部であり、自分という肉体から生まれ落ちた分身であるのに、何故憎しみ合って殺し合いなどするのだろうかと思い悩んでいる筈でしょう。
地球も動いているのですから、必ず意識があります。
しかし地球の一部である、わたしたち人類からすれば、全体である地球は静止している、つまり意識を持っていないように勘違いしているのです。
結局の処、中華思想・人種差別主義・村八分劣等感といったものは個別主義の産物に外ならないのです。
わたしたちの日常生活においても、個別意識が人間の間に起こる軋轢・相克の原因であります。
自分よりも家族全体のことを考える。
家族よりも社会全体のことを考える。
社会よりも国家全体のことを考える。
国家のことよりも世界全体のことを考える。
人類よりも地球全体のことを考える。
この姿勢こそが、個別意識を生んできた二元論的考え方を超える三元論的考え方でありますが、三元論的考え方は、『今、ここ』というドアーから四次元世界への旅の過程であります。
旅をするには、目的地が必要です。
その目的地こそが、全体という概念しかない五次元世界であるのです。
アインシュタインの相対性理論の方程式:Gij=(8πG/c4)Tijで、宇宙の全存在を表現したTijであり、E=mC2のmであり、運動方程式:F=mαのmであります。
ニュートリノの質量測定に成功した結果、Tijが無限大になった。
無限大のTijこそが、五次元世界であり、四元論的考え方であります。
二元論的考え方に馴染んで生きているわたしたちでしたが、三元論的考え方を知ることにより世界観が大きく変わった筈であります。
三元論的考え方に馴染むためには、更にもう一段上の四元論的考え方を知らなければなりません。
村八分された日本列島から一歩も出ない限り、隣の中華思想の中国に馴染むことはできません。
中華思想の中国から一歩も出ない限り、白人絶対視の人種差別主義の欧米に馴染むことはできません。
二元論から一歩も出ない限り、三元論を知ることはできない、更に三元論に馴染むには四元論を知らなければならないのであります。