|
Chapter 635 密度 比重のことを密度とも言います。 縦*横*高さのことを体積つまり嵩(かさ)と言います。 従って、四次元世界を簡単に表現するには、嵩*密度=重さ=エネルギーの世界と言ってもいいでしょう。 宇宙に存在するすべての物質はミクロの世界からマクロの世界まで、嵩*密度=重さ=エネルギーであると言ってもいいでしょう。 アインシュタインの相対性理論の中にある宇宙の曲率を示す方程式Gij=(8πG/c4)Tijの(Tij)は宇宙に存在するすべての物質の総質量であり総エネルギー量でもあるということは、嵩*密度=重さ=エネルギーを示しています。 “はじめにエネルギーありき”の所以でもありますが、はじめにありきはエネルギーではなくて、“はじめに一つのエネルギーありき”と言った方が適切であります。 一つか二つか三つか・・・を決定するのが、実は四次元要因の質(密度)であり、一つの密度つまり均質な物質の世界のことを静止の暗闇と沈黙の宇宙と言い、二つ以上の密度のある多様な物質の世界のことを運動の光と音(喧騒)の宇宙と言うのであります。 均質な物質とは結晶化された物質と解釈したらわかり易い。 結晶化されると安定した状態になるが、結晶化されてない状態は混沌(カオス)の状態です。 静止の暗闇と沈黙の宇宙は安定した結晶化状態の宇宙であるのに対し、運動の光と音(喧騒)の宇宙は混沌(カオス)状態の宇宙であるのです。 (一つ)=(静止)=(安定) (複数)=(運動)=(混沌) 密度は濃い・薄いという表現を使います。 密度が一種類の静止の暗闇と沈黙の宇宙には、濃い密度も薄い密度もなく均質であるのに対し、密度が多種類の運動の光と音(喧騒)の宇宙は、濃い密度と薄い密度で表現できます。 つまり複数の密度を代表して、濃い密度・薄い密度で表現できるわけです。 濃い・薄いの二元要因であります。 複数とは無数でありますが、結局のところ二つの関係であり、その関係が連鎖するから無数になるだけのことです。 わたしたちの「想い」は一つなのですが、「想い」が動き出して二つになると「思い=思考」という連想になり、あとは連鎖反応で無数の思考になり混沌(カオス)状態に陥ってしまうのも、運動の光と音(喧騒)の宇宙の表象のひとつであります。 運動の光と音(喧騒)の宇宙が二元論の法則で縛られている所以であります。 数の概念は本来二つしかないのです。 二進数では0と1だけです。 十進数では1と2だけです。 二進数的に表現すれば、静止の暗闇と沈黙の宇宙は(0)であり、運動の光と音(喧騒)の宇宙は(1)であります。 十進数的に表現すれば、静止の暗闇と沈黙の宇宙は1であり、運動の光と音(喧騒)の宇宙は2であります。 (0)は無限、(1)は有限を表わしています。 無限を表わす二進数の(0)は十進数では1で表わします。 ひとつは全体であり無限である。 ふたつは部分であり有限である。 運動の光と音(喧騒)の宇宙が全体と部分の相対性の法則に縛られている所以であります。 密度が均質であれば結晶化されているわけですから、動きようがなく安定していて連鎖反応は決して起こらないのに対して、密度が複数あれば結晶が壊れて混沌(カオス)状態の不安定になって連鎖反応を繰り返す結果、連想が起こる。 密度が均質の静止の暗闇と沈黙の宇宙が「在り方」だけであるのに対し、密度が複数の運動の光と音(喧騒)の宇宙は「在り方と考え方」の法則に縛られることになります。 拙著「神の自叙伝」で、絶対宇宙つまり静止の暗闇と沈黙の宇宙から、全体宇宙つまり運動の光と音(喧騒)の宇宙がビッグバンによって誕生した瞬間(とき)、唯一の法則から三つの法則が生れたと述べました。 唯一の法則とはゼロであります。 三つの法則とはプラスとマイナスとゼロの三つであります。 “はじめにゼロありき”であります。 そしてプラスとマイナスが(0)であり(1)であり、十進数でいう1と2であります。 以来プラスとマイナスの二元論を繰り返してきたのが、わたしたちの宇宙であります。 静止の暗闇と沈黙の絶対宇宙と、運動の光と音(喧騒)の全体宇宙を貫くのが四次元世界であり、四次元要因は質(密度)であります。 |