Chapter 648 地球の「四十八の法則」

宇宙に存在する物質はミクロレベルからマクロレベルまで自転と公転という円回帰運動をすることによって、全体と部分の相対性の法則を維持しています。
自転が全体観の表象であり、公転が部分観の表象であります。
均質な物質で構成されている静止の暗闇と沈黙の絶対宇宙では、意志という唯一の力が運動を抑えていたが、均質な物質のエネルギーつまり質*量の質−密度と言ってもいい−が極大化し、狭いトンネルから広大な世界に抜け出すようなイメージでビッグバンが起こり、その直後の10の44乗分の1秒後に先ず重力が、更に10の36乗分の1秒後に強い力が、更に10の11乗分の1秒後に弱い力と電気の力の四つの力が、意志という唯一の力から分化した結果、円回帰運動が始まったのです。
絶対静止という状態から円回帰運動の状態に変化した結果、唯一の法則からプラスつまり誕生、マイナスつまり死、ニュートラルつまり生の三つの法則に分化され、円回帰運動−誕生と死とその間にある生という循環運動−が始まった結果、「二元論」・「全体と部分の相対性の法則」・「在り方と考え方」が誕生したのであります。
円回帰運動の特性は、円に内接する正三角形が円と同じ中心で回転することを意味していて、正三角形のそれぞれの辺が「二元論」・「全体と部分の相対性の法則」・「在り方と考え方」を表わしているわけです。
正三角形が円に内接しながらする回転運動が速くなるつまり膨張するに連れて、正三角形のそれぞれの辺が二辺に分化して正六角形になった結果、全体宇宙を星雲レベルまで細分化し、更に正六角形のそれぞれの辺が二辺に分化して正十二角形になった結果、太陽のような恒星レベルまで細分化し、更に正十二角形のそれぞれの辺が二辺に分化して正二十四角形になった結果、太陽系惑星群のような恒星惑星群に細分化し、更に正二十四角形のそれぞれの辺が二辺に分化して正四十八角形になった結果、地球のような惑星に分化し、更に正四十八角形のそれぞれの辺が二辺に分化して正九十六角形になった結果、月のような衛星にまで細分化し、内接する円に近づき、最終的には円に帰結するのが、わたしたち人間が知り得る宇宙の進化過程であるのです。
子供の星がいない衛星が、宇宙の進化過程の最先端にいる証左であります。
「二元論」・「全体と部分の相対性の法則」・「在り方と考え方」それぞれがプラスとマイナスに二分化されてどんどん細分化されて行き、わたしたちが存在する惑星レベルでは、プラス・マイナスの二分化を四回繰り返した状態にあり、月のような衛星レベルになると更にプラスとマイナスの二分化を繰り返すわけです。
ビッグバン以後、宇宙が膨張し続けているわけですが、膨張すればするほど、細分化されると言ってもいいでしょう。
わたしたち人間の世界でも、どんどん発展細分化が進んでいるのは、宇宙が膨張するのに併せて二分化が進んでいくのと同じ法則が働いているからです。
「二元論」・「全体と部分の相対性の法則」・「在り方と考え方」の三つの基本法則が、二分化を基調に細分化されていく過程の中で、わたしたちの地球の法則も細分化されて、四十八の法則に分化されてきたのであります。
「二元論」の基本は、正物質と反物質であります。
均質の絶対宇宙から全体宇宙がビッグバンによって誕生した時に、正物質と反物質が相克する形態として誕生したのが、「二元論」の基本形態であり、正物質および反物質がそれぞれプラスとマイナスに二分化され十六通りに分化されたのが地球なのです。
「全体と部分の相対性の法則」の基本は、自転と公転関係にあります。
地球が自転し太陽の回りを公転しているのは、「全体と部分の相対性の法則」に基づく自転と公転関係が四回分化して十六通りの関係になった結果であり、月が自転しながら地球の回りを公転しているのは、自転と公転関係が五回分化して三十二通りの関係になった結果であるのです。
「在り方と考え方」の基本は、静止と運動であります。
「在り方」の基本形態が静止であり、「考え方」の基本形態が運動であります。
静止と運動の形態が四回分化した結果、地球上では、「在り方と考え方」が成立したのですが、基本は静止形態が「在り方」であり、運動形態が「考え方」であります。
つまり十六通りの「在り方と考え方」が惑星である地球上では基本であるわけです。
十六通りの正物質と反物質の表象が、生・死、オス・メス、善・悪、強・弱、賢・愚、貧・富、幸・不幸、天国・地獄の「二元論」であります。
十六通りの自転形態と公転形態が、気体・液体・固体・・・鉱物・植物・動物といった地球を中心にした「全体と部分の相対性の法則」であります。
十六通りの静止と運動形態が、線と線運動・面と面運動・立体と立体運動・・・地球と円回帰運動といった「在り方と考え方」であります。
それぞれ十六通りに分化された要因は後章で述べていきたいと思います。