Chapter 672 景色(外見)の大切さ

わたしたち人間同士の意志疎通を言葉だけですると、全体の20%もできないということは、言葉だけでコミュニケーションをしている現代人は殆どお互いに誤解していると言っても過言ではありません。
ハリウッドを中心とした映画界でも言葉中心の映画になっているため、昔のような美男・美女の俳優はまったくいなくなりました。
外見だけを売りものにしていた美男・美女の俳優は大根役者と大体決まっていたから、演技を重視し過ぎる現代の映画界ではお呼びではないのでしょう。
しかし韓国のドラマが日本でヒットしているのは、ハリウッドを中心に日本でも、美男・美女の俳優の時代から、演技さえ上手ければ背の低い貧弱な体格で醜い顔でもスターになれる時代に真っ向から対立したからではないでしょうか。
お笑いを誘って客を喜ばせるのが漫才であり、漫才師とは自ら阿呆を演ずることで、客に優越感を与えることが本来性であった昔は、外見が一般よりも醜いことを以って漫才師になれる資格とされていました。
それが今では、漫才師がスター気取りでテレビに出演している世の中です。
20%以下しかできない人間同士の意志疎通の手段である言葉を、余りにも重視した結果できあがった世相であります。
アメリカで起こったウーマン・リブ運動が、こういった世相の変化の原因の一つです。「男女同権」を謳ったウーマン・リブ運動は、男性の本来性であるゴツゴツした肉体で女性を守り、女性の本来である曲線美で男性に勇気を与えるという自然の摂理に逆らった考え方であります。
拙著「鬼神」で、“鬼の掟十七条”と“新しい三十二の戒め”というものを書き、その中で女性の本来性について特に述べました。

“鬼の掟第二条
凡そ、人間といえども男(雄)と女(雌)から生れたるものなら、それぞれの特性をよく認識し、その特性を逸脱しないようにすること”

“新しい三十二の戒め
・人間の女は体が最も美しい生き物とすることによって、その弱さを人間の男によって守らせるように計らった。しかしその優しさを表す曲線の美しさを忘れてしまって、タルムード思想に惑わされ男と同じようにごつごつした体を美しさと勘違いしたため、人間の女として最も大切な、心の優しさを失ってしまった。そして今や、人間の男と変わらぬ心を持った醜い女の姿になり果ててしまっていることに気づいていない”

言葉だけで意志疎通を計ろうとする結果、孔雀のオスが大きな羽を広げてメスの孔雀を誘う自然の摂理を忘れてしまったのです。
五感が地球という自然との意志疎通の手段であることを自覚できず、地球も肉体の外皮である外見の美しさを守ろうとしていることを認識できない、わたしたち人間だけが地球の「想い」に翻弄されて、地震や津波の災害に遭っているのです。
見る生き物であるわたしたち人間は、景色(外見)をもっと大切にしなければなりません。