Chapter 728 現代の業病・癌

現代の業病と言われている癌。
悪性と良性があるそうですが、所詮御出来つまり腫れ物であります。
伝染性と拡大性があるのを悪性と言い、にきびや御出来は伝染性や拡大性がないから良性と言うのです。
御出来の発生原因は、にきびで象徴されるように、心体(じんたい)のアンバランスに因るのですから、悪性の癌も心体のアンバランスが原因であります。
心体の体面では、食べ物が最大の原因であり、心体の心面では、感情の連鎖反応である連想が最大の原因であります。
農薬漬け、科学肥料漬け、遺伝子操作漬けの食べ物で生きている現代人が圧倒的に癌になる可能性が高いのは当然の帰結であります。
自然の食物連鎖の流れの中での食べ物の概念に一刻も早く戻さなければ、癌患者は増加の一途を辿ることは必定です。
この問題は個人の領域を超えて国家問題であります。
近代・現代を通じての拝金主義に塗れた差別・不条理・戦争を繰り返す国家形態である限り、この問題の解決の糸口を見つけることは無理でしょう。
支配・被支配二層構造と世襲・相続の差別をベースにした近代・現代国家形態から脱却した、税のない・軍隊のない・警察のない・・・ないない尽くしの新しい社会づくりに早急に取り掛からなければ、癌の猛威を抑えることは無理であります。
癌という病気は天災ではなく人災であることは明白です。
心体の心面の原因である連想がストレスを生みます。
過去を悔やみ、未来を取り越し苦労することがストレスの原因ですが、五感が感知することによって自然に湧いてくる感情を抑えることは、生きている限りすなわち肉体及び五感が運動している限り避けることはできません。
しかしこの感情は単一の「想い」であって、放置しておけばすなわち客観視してやれば自然消滅していくものなのですが、わたしたち凡夫は気になって放置しておけない結果、次々と湧き上がってくる感情を繋ぎ合わせて連想にまで発展させてしまうわけです。
過去を悔やみ、未来を取り越し苦労する原因がこの連想に外ならないのであり、ストレスの最大原因であります。
『今、ここ』の『今』の在り方に超然といて、世間と交わらなければならない時は『今、ここ』の『ここ』にジャンプして本当の考え方で生きる。
そうした生き方をすれば心体の心面の原因であるストレスを回避することは、個人的に十分可能であります。
社会問題そして個人問題を超えた処での癌撲滅の対策が必要です。