Chapter 733 梗塞・血栓・瘤(こぶ)

先進国における死因トップ3は癌・心臓病・糖尿病です。
心臓病は厳密に言えば循環器系の病(やまい)つまり血管に関する疾患だと言えますが、その中で心筋梗塞が死因として圧倒的に多いわけです。
梗塞と言っても、脳梗塞の場合は殆ど死に至ることはないのですが、逆に言えば後のリハビリが大変な病気であります。
動脈瘤や静脈瘤も血管に関する疾患ですが、面白いのは心臓と脳の場合だけ梗塞-軽症の場合は血栓-症状ですが、他の器官の場合は瘤(こぶ)になるわけです。
心臓と脳は他の器官よりも圧倒的に血液の循環量が多いので、梗塞や血栓ができるのに対して、他の器官の場合には、心臓や脳ほどの血流量がないので瘤(こぶ)になるわけです。
結局の処、血管の詰まり現象であることには変わりはないのです。
近代西洋医学では、血液検査をしてコレステロールや中性脂肪の多少を、血管の詰まり現象の判断基準にしていますが、心筋梗塞や脳梗塞に襲われた人の中には、コレステロールや中性脂肪の量が基準値内で、全く兆候のない人たちも多く見受けられます。
心筋梗塞や脳梗塞の根本的な原因子が別のところにあることを証明しているのです。
梗塞も血栓も瘤(こぶ)も血管の詰まり現象であることは確かですが、血管の詰まり現象の原因が必ずしもコレステロールや中性脂肪の多少ではないわけです。
現にコレステロールや中性脂肪値の高い人でも梗塞・血栓・瘤(こぶ)症状になっていない人は多い。
キッチンの水まわりを思い起こしてみると、梗塞・血栓・瘤(こぶ)の根本原因のヒントを見出すことができます。
高級なステンレス・スチールの配管をしていても日々の管理を怠っていると、錆びついてきます。
日々の管理とは、一日一回必ずパイプの内外を綺麗に掃除しておいてやると、詰まりも起こらないし、錆びつきも起こりませんが、ずっと放置しておくと管内は詰まり、ステンレス・スチールでも錆びついてきて、ある期間を超えると詰まりを除去できなくなり、錆びも取れなくなります。
つまり梗塞・血栓・瘤(こぶ)症状になってしまうのです。
昔のようにステンレス・スチールでなくて、ただのスチールのパイプでも、また詰まり易いモノを流していても、日々の管理つまりパイプの内外の掃除をしておくと、詰まり現象も起こらないし、錆びつきも起こりません。
結局の処、日々の管理をしているか、怠っているかで、梗塞・血栓・瘤(こぶ)が発生するのであり、コレステロールや中性脂肪の値は、痛み・苦しみ・熱・不眠と同じように、自然治癒力からの警鐘に外ならないのです。
癌細胞も瘤(こぶ)の一種だと考えてもいいわけで、農薬・化学肥料・遺伝子操作された食料を食べさせられ、癌細胞増殖の危険性を背負っている現代人ですが、心体の心面のケアーと同時に、血管の詰まり・錆びつきを防ぐことで、癌を避けることができます。
日々の管理は、継続という意味であり、忍耐という意味であり、努力という意味であります。
病(やまい)の丙状態に陥る原因は、一重に本人の努力次第・継続次第・忍耐次第に尽きると言っても過言ではありません。
心筋梗塞や脳梗塞に襲われた人は、先ず自己の日々の生活態度に問題がなかったかを検証する必要があるわけで、病院で検査をして安心していても全く無意味であり、無力であります。