Chapter 746 最も忌むべきこと

努力・継続・忍耐を避ける、この世的人間の口癖が、“小難しいややこしい話など御免蒙る”、“この世の中、楽しくおかしく暮らせばいいんだ!”であります。
日頃偉そうなご託を述べている、こんな種類(たぐい)の人間に限って、死と直面すると、“先生!まだ死にたくない!助けてくれ!”と喚くのです。
潰されたような醜い顔を平気で晒す元漫才師が思い出されます。
地震・津波・台風を起こした地球の自業自得の力で顔を潰されたのに、今でもお茶の間に堂々と出ておる姿は醜いの一言であり、またそんな種類(たぐい)の連中を受け入れる一般大衆の堕落ぶりも極みに達していると言えるでしょう。
まさに屁理屈をこねまわすあなたであります。
嘗て、イエス・キリストが真理の教えを説いた時にも、彼らは、“小難しいややこしい話など御免蒙る”、“この世の中、楽しくおかしく暮らせばいいんだ!”とご託を述べ、支配者たちに加担してイエスを十字架に架けました。
嘗て、コペルニクスが地動説を説いた時にも、彼らは、“小難しいややこしい話など御免蒙る”、“この世の中、楽しくおかしく暮らせばいいんだ!”とご託を述べ、コペルニクスを死刑にしようとしました。
これまで、支配者が被支配者である彼らの仲間を差別した際にも、彼らは、“小難しいややこしい話など御免蒙る”、“この世の中、楽しくおかしく暮らせばいいんだ!”と詭弁で喚き、不条理な差別に対して風見鶏になりました。
差別・不条理・戦争を支配の道具にしてきた連中にとって、彼らほど都合の好い餌はないのです。
支配者側の人間は無論ですが、一番問題なのがこの種類(たぐい)の人間であります。
己の継続・努力・忍耐不足を棚に上げておいて、居直るような言動を吐く。
人間の中で最も不誠実な種類(たぐい)であります。
継続・努力・忍耐を否定する人間は臆病・不誠実・の種類(たぐい)であります。
彼らの臆病は、己の内にある貪欲さの裏返しであります。
彼らの不誠実は、己の内にある嘘つきの裏返しであります。
人間にとって最も大切な行為が継続・努力・忍耐であります。
人間にとって最も忌むべき姿勢が臆病・不誠実であります。
人間にとって最も忌むべき行為が己に嘘をつくことであります。
居直る人間は己に嘘をつく人間です。