Chapter 774 優性遺伝と劣性遺伝

男性化した女性が巾を利かし、女性化した男性が巾を利かす社会を想像してみてください。
生物は肉体の継承を遺伝子でします。
遺伝子とは肉体の記憶に外なりません。
肉体の記憶は静的記憶であります。
意識の記憶は動的記憶であります。
記憶とは静的記憶と動的記憶に分けることができるわけであり、普段のわたしたちが記憶と思っているのは動的記憶、いわゆる顕在化された記憶に対し、静的記憶は潜在化された記憶なのです。
目が醒めている所謂現実の世界では、顕在化した動的記憶だけですが、夢の世界では潜在化した静的記憶も浮上してきて、鳥になったり、魚になったりする夢を観るわけです。
わたしたちが生きているということは、静的記憶と動的記憶による映像に過ぎないのであります。
肉体の記憶は、優性遺伝と劣性遺伝という二つの補完要因を遺伝子という種子に内包して、継承されていきます。
男性化した男性は優性遺伝の結果です。
女性化した女性も優性遺伝の結果です。
女性化した男性は劣性遺伝の結果です。
男性化した女性も劣性遺伝の結果です。
この四つの象限の組み合わせによって、優性遺伝・中性遺伝・劣性遺伝が継承されていきます。
男性化した男性と女性化した女性の社会は優性遺伝した社会です。
男性化した男性と男性化した女性の社会は中性遺伝した社会です。
女性化した男性と女性化した女性の社会も中性遺伝した社会です。
女性化した男性と男性化した女性の社会は劣性遺伝した社会です。
言い換えれば、
男性らしい男性と女性らしい女性の社会が優性遺伝した社会。
男性らしい男性と女性らしくない女性の社会が中性遺伝した社会。
男性らしくない男性と女性らしい女性の社会も中性遺伝した社会。
男性らしくない男性と女性らしくない女性の社会が劣性遺伝した社会。
と言った方がわかり易いでしょう。
男性化した女性が巾を利かし、女性化した男性が巾を利かす社会とは、男性らしくない男性と女性らしくない女性の劣性遺伝子が継承された社会であるわけです。
これまでの人類の歴史は差別・不条理・戦争の男性社会でした。
差別・不条理・戦争と平等・公正・共生は二元補完要因です。
オスの持つ差別・不条理・戦争要因と、メスの持つ平等・公正・共生要因とが補完し合っているのですが、差別・不条理・戦争はオスの劣性遺伝子であり、平等・公正・共生はメスの優性遺伝子であります。
両者とも優性遺伝子と劣性遺伝子を持っていることは言うまでもありません。
差別・不条理・戦争はオスの劣性遺伝子。
秩序・自由・進歩がオスの優性遺伝子。
平等・公正・共生がメスの優性遺伝子。
混乱・束縛・停滞がメスの劣性遺伝子。
男性化した女性が巾を利かし、女性化した男性が巾を利かす社会とは、男性らしくない男性と女性らしくない女性の劣性遺伝子が継承された社会であり、差別・不条理・戦争と混乱・束縛・停滞が織り成す、まさに地獄絵の様相に外なりません。