Chapter 819 動物を嫌うタイプ

他の生き物は絶対一元論の世界で生きていますから、一つのタイプしかありませんが、人間は二元論の世界で生きていますから、二つのタイプがあります。
幸福を探し求めるタイプと、真理を探し求めるタイプの二つです。
幸福を探し求めるタイプは、過去や未来に思いを馳せる自我(エゴ)の「私」を自分だと思っている。
存在するものすべてをモノ扱いするタイプで、必然、動物を嫌う。
唯物主義者とは、人間を含めて生き物すべてをモノ扱いするタイプのことを言うのです。
真理を探し求めるタイプは、『今、ここ』にいる真我、つまり、自我(エゴ)のない「わたし」を自分だと思っている。
存在するものすべてをヒト扱いするタイプで、必然、動物好きです。
唯心主義者とは、人間を含めて生き物すべてをヒト扱いするタイプのことを言うのです。
神や心を信じるのが唯心論者・有神論者であり、神や心を信じないのが唯物論者・無神論者と言うのではないのです。
生きとし生けるものすべてをヒト扱いするのが、真理を探し求めるタイプなのであります。
生きとし生けるものすべてをモノ扱いするのが、幸福を探し求めるタイプなのであります。
幸福を探し求める限り、幸福を発見することはあり得ません。
何故なら、真理を獲得しない限り、幸福は不可能だからです。
幸福と不幸は表裏一体の補完関係にあるという真理を、身体で覚えることで、実体のある不幸を忘却することこそが幸福の正体に外なりません。
幸福とは不幸の不在概念に過ぎない、畢竟、不幸の忘却に過ぎない。
健康とは、病気の不在概念、畢竟、病気の忘却に過ぎない。
死の忘却が生に過ぎない。
メスの忘却がオスに過ぎない。
悪の忘却が善に過ぎない。
弱の忘却が強に過ぎない。
愚の忘却が賢に過ぎない。
貧の忘却が富に過ぎない。
不幸の忘却が幸福に過ぎない。
地獄の忘却が天国に過ぎない。
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病気の忘却が健康に過ぎない。
悪魔の忘却が神に過ぎない。
幸福を探し求めるには、不幸の忘却が幸福に過ぎないという真理に気づくことが先決なのであります。
犬(動物)を好きになれない人間が半分います。
幸福を探し求めて永遠に幸福になれないタイプです。
自分も同じ動物であることに気づくべきであります。