Chapter 937 目覚めの第二歩

「生」という言葉は好い響きで、「死」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、宗教者や医者が聖職者から成金に成り下がった。
「オス」という言葉は好い響きで、「メス」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、政治家が聖職者から成金に成り下がってしまった。
「善」という言葉は好い響きで、「悪」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、宗教者や教育者が聖職者から成金に成り下がってしまった。
「強い」という言葉は好い響きで、「弱い」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、政治家や役人が聖職者から成金に成り下がってしまった。
「賢い」という言葉は好い響きで、「愚か」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、教育者や政治家や役人が聖職者から成金に成り下がってしまった。
「富」という言葉は好い響きで、「貧」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、人間社会は拝徳主義から拝金主義へ成り下がってしまった。
「幸福」という言葉は好い響きで、「不幸」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、宗教者が聖職者から成金に成り下がった。
「天国」という言葉は好い響きで、「地獄」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、宗教者が聖職者から成金に成り下がってしまった。
「健康」という言葉は好い響きで、「病気」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、医者が聖職者から成金に成り下がった。
「神」という言葉は好い響きで、「悪魔」という言葉は悪い響きを持っている。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、宗教者が聖職者から成金に成り下がってしまった。
現代日本社会の構造が戦後大きく変化したのは、聖職者が成金に成り下がってしまったことにあると言っても過言ではない。
戦後日本社会を構築したのは、わたしたち日本人ではなく、太平洋戦争-日本人にとっては大東亜戦争-の勝者アメリカであり、彼らの占領政策の根幹が、戦前の聖職という考え方(倫理観)を持った日本人を拝金主義者へ成り下げることでした。
聖職という考え方(倫理観)は、聖戦という考え方を生み、支配者側にとっては都合の悪い考え方(倫理観)なのであります。
被支配者側が拝金主義-実際は超拝金主義-に陥ることは、支配者側に対する反感を削ぐ効果があり、聖戦-昔風に言えば一揆-意識を封じ込める有効な支配手段なのであります。
間違った「二元論」の正体がここにある。
「二元論」の本質は、質的優位性と量的優位性が反比例する点にあるから、量的優位性、つまり、圧倒的に数の多い被支配者である大衆・民衆・国民が、質的優位性である「富」を得られるわけはないのに、「富」を追求するという不可能な考え方こそが超拝金主義なのであります。
不可能なことを追い求めさせることによって、聖戦-昔風に言えば一揆-意識を封じ込める。
イラク戦争を筆頭にイスラエル・パレスチナ問題などは、支配者側である欧米キリスト教社会と被支配者側であるアラブ・イスラム教社会との戦いであり、嘗てイスラム教社会(オスマントルコ帝国)が支配者側であった時代には、キリスト教社会が聖戦(十字軍遠征)と謳ったように、キリスト教社会が支配者側となった現代世界では、イスラム教社会が聖戦(ジハード)と叫んで、テロ行為をしているわけです。
テロ行為を大衆・民衆・国民の敵と喧伝するのは、支配者側の戦略であって、テロ行為とは被支配者側の聖戦であり一揆であることを、わたしたち一般大衆・民衆は理解しなければならない。
わたしたち人間が冒した間違った「二元論」の結果、超拝金主義という土台不可能なことを追い求めていることから、もういい加減目覚めなければなりません。