|
第八十二話 女性論 大慈院は、大衆に迎合するあまり、院とは名ばかりの大衆食堂になり果ててしまった。 人間とは実に均整の悪い生き物である。 右に偏れば、そのまま右ばかり。 左に偏れば、そのまま左ばかり。 ラーメンで当たれば、すぐにチェーン店を出す。 ラーメンのお陰を忘れて、ラーメン屋に成り下がる。 人間とは実に均整の悪い生き物である。 それだけに均整のとれた肉体をしている女性に憧れるのである。 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるで突然変異の女王蜂のようなものである。 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるで盗み根性の消えたハイエナのようなものである。 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるで怒りの表情のモナリザのようなものだ。 である。と、だ。と一貫性がないようだ! まあ、そんなことはどうでもよいことだ! 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるでミロのヴィーナスがダビデの皮を被ったおチンチンをつけて立っているようなものだ。 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるでガリガリのマリリン・モンローがちっぽけなケツをチロロン・チロロンと振っているようなものだ。 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるでバッタのような日本人の若い女性が妊娠8ヶ月でございと街中を闊歩しているようなものだ。 『お前、一体どこまで続けるつもりか?』 大慈院の人込みの中から、誰彼となく呟きが聞こえた。 すんまへん!もうちょっと! 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるでミロのヴィーナスのバストが、ダビデのような筋肉モリモリになったようなものである。 ??? 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるで桜の枝にヒマワリの花が咲いたようなものだ。 ??? 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるで菊人形に帚に股がった鬼婆が飾られているようなものだ。 天照大神も小野小町もみんな帚に股がった鬼婆だったら日本の歴史は変わっていた。 違ったパターンだ! 女性から均整のとれた肉体が消えてしまえば、まるで・・・。 「もうヤメロ!」 大慈院の人込みの中から女性の怒鳴り声が聞こえた。 「男性から???が消えてしまえば???をやれ!」 すんまへん! 男性論は次回にします! |