第五十四章  成熟した知性&未塾な知性

男と女の進化度には1世紀の隔たりがあるらしい。
男の方が女よりも1世紀進化しているというわけである。
文明社会はオス社会がつくりあげたものだ。
オスとメスの1世紀の進化度の違いが、文明社会を齎したのである。
二十一世紀の女性は、二十世紀の男性だ。
二十世紀の女性は、十九世紀の男性だ。
十九世紀の女性は、十八世紀の男性だ。
人類の祖先であるアダムが神の息吹によって誕生した後、アダムのあばら骨からイブが誕生したのであるから、神の息吹から女性が誕生した間に1世紀の時間の経過がある。
その間に文明の息吹が吹き荒れたことになる。
成熟した知性と未熟な知性との間にある深淵は、神の息吹によってあばら骨が折れるに要した時間というわけだ。
方舟にすべての種の番いが選ばれて、ノアは神から新しい契約を授かって、人類第2の祖先になった。
トルコのアララト山にノアの方舟がやっと辿り着いたのは、七の月の十七の日であった。
神によって人類が絶滅の危機から脱した最初の出来事だった。
未塾な知性と成熟した知性の隔たりが1世紀あるということである。
男と女の隔たりは、今でも1世紀の違いがある。
イスラム世界にある男尊女卑の概念は、ここから誕生している。
イスラム世界では男女の間に常に100年の時間の経過の隔たりを維持されているのだ。
野性と知性の隔たりは、未塾と成熟の隔たりであり、女と男の間の深淵の違いだとも言えるのだ。