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裏切り あなたは 他人を 裏切ったことが ある? あなたは 自分を 裏切ったことが ある? それが 変節だ あなたは 他人に 誠実だった といえる? あなたは 自分に 誠実だった といえる? それが 変貌だ 変貌するあなたと変節するあなた 日々あなたにどんなことが起こっているか考えたことがありますか。 突きつめて見ると、ふたつのことが起こっているだけです。何かいろいろな出来事が毎日起きているように思うでしょうが、結局は、常に変わるあなたが原因で起きていることと、決して変わらないあなたがいるということを気づくこと。このふたつだけです。99.9%変わるあなたが原因で起きることです。 だが、あなたが、あなたである所以は決して変わらないあなたです。ですから、常に(99.9%)トラブルです。心配事、不安、恐怖というトラブルです。 決して変わらないあなたが、根にいる本当のあなたです。それなのに刻々と変わるあなたを自分だと思っている。 例えば、あなたが、「自分の子供のころ」というその自分と今の自分と同じだと思っているでしょう。だがその子供のころの自分は今一体どこにいるのでしょうか。 昔の子供のころの写真を初めて見せられても、あなたはすぐに自分だと認識出来ません。 七年に一回、あなたの体も精神も完全に変わるのですから。分かるはずがない。 一瞬毎にあなたの体は変わっていっている。精神はもっと激しく変わっている。 よく人間はそう簡単に変わるものではない、というが、あれはまったくのでたらめです。逆です。あなたはしょっちゅう変わっている。ほんのさっき思ったこと、ほんのさっき笑っていたと思ったら、もうそのあと怒っている。そしてそのあとまた笑っている。変わる連続です。だが人間の性格はそう間単に変わらないという。これはまさに本末転倒です。 人間の本当(本来)の性格は変わらない。これは真実です。ですがあなたが言っている性格というのは、本来の本質のものを言っていない。怒ったり、喜んだり、悲しんだりするあなたは、本当のあなたではない。周辺にいる、雲のようなあなたです。雲はすぐに消えたり、現れたりする。あなたも雲のように変わり続ける。これを変節という。殆どの人間は程度の差はあるが、しょっちゅう変節しながら生きている。ただお互いそうだから半無意識に妥協している。 恋人同士を見たら分かるはずです。夫婦ならもっと分かる。 お互い、昨日の恋人と今日の恋人は同じだと思っている。だが自分のことを考えてください。まったく同じですか。同じはずがない。変節しているはずです。その程度が大きければ別離です。程度が小さいと隠す。これが惨めというものの本質です。不可能なことを望むからです。 裏切りの99%はこの無意識の変節が原因です。自分ではほんのちょっと、喜びから、怒りに変わったつもりでしょうがそれが変節なら裏切りです。 人間は普通、何か新しいことが、今まで経験のなかったことが起こると意識的になる。それは自己防衛、セキュリティーのメカニズムがあるからです。生き残る術です。それは危険なことかもしれない。それなら警戒しなければならない。何か別の新しい状況に対応しなければならない。これが変節です。 相手に迎合するか、しないかが、変節するか、しないかです。あなたにはあなたの信条、理屈、基準があるように相手にもある。それが全体意識につながっていない限り、みんな違う。 人生における精神的努力の殆どは、この変節し続ける自分に歯止めをかけて、決して変わらない根にいる自分を再発見することにエネルギーを費することです。それが出来たら変貌です。 その方法として、どんなものでも今日出会ったものはいつもはじめての出会いのものだと思うことです。 たとえ、それが毎日顔を合わせている恋人でも、初めての出会った人と思うことです。 そして、何が起こっても、それは自分の周辺で起きたことと思い,静かに受け入れること。たとえば、誰かがあなたを殺しに来たとしても、それは単に自分の体に対して出来ることで、その体の向こうにいる、永遠の自分には一切何も出来ないということを知ること。 全体から見たらごみのような人間は、永遠の自分を抱いてくれる宇宙に対してはまったく無力です。このことを決して忘れないこと。意識し続けること。 このことを日々続けると、ある日突然あなたに変化が起こる。それが変貌です。 |