小宇宙

人間の体は 小宇宙

だから 空も あなたの中

それなら どこに 空がある

深呼吸をしてみたら

息はどこに行く

肺を通って 臍の下

どうやら 空は 腹の中

だから 雲も腹の中

腹が黒いというのも

ここから 来る

あなたの空の中

真っ黒な雲か

真っ青な空だけか

それは あなたが 知っている



空があなたの中を見入る

あなたの回りのものはすべて変化している。真っ青な空以外は。
だがあなたは、真っ青な空を見ることは出来ない。空を覆う雲でいっぱいだからです。
それは、あなたに自我があるからです。自我とは考えることです。
小さな子供は何も考えない。ですから自我がない。それだけ本能のままの行動をトータルにする。その本能を抑えられると必死になる。そのエネルギーは強烈です。そこへ回りが条件づけをする。子供は本能を満足させるためには何でもする。ですから子供が自我に目覚めたときは巧妙に大人を騙す。しかし所詮子供の知恵です、大人にかなわないことを知る。それが7−10才ぐらいです。自我に目覚めた大人の仲間入りです。
成人は20才からですが、特に女性は自我の成熟度においては10才ぐらいで成人になる。
男性は14才ぐらいからです。肉体の成長度に比例する。昔の侍の時代は元服は14才でした。
最近の青少年の犯罪は大人のものと変わらない。当然です。すでに大人になっている。
自我に目覚めたときが大人になったということです。
そこで真っ青な空を覆う雲を如何にして取り除くか。
では雲の本質・特性とは如何なるものか。
まず、雲は実際にはない。その証拠に、近づけば何も無いことが分かる。あなたの目のレンズで見えるだけです。顕微鏡レベルのレンズでは何も見えない。雲自体には何も関係ないことです。見る側のレンズのレベルの問題だということです。
そして、雲は水の変化したものです。水が100度を超えると水蒸気になる。その水蒸気の圧力が低くなると水蒸気は膨張し雲になる。
さらに、雲は水の循環の一過程です。圧力が低くなって水蒸気が雲になり、圧力は温度に反比例するから、圧力が低くなり過ぎると温度が上がりまた水に戻って雨になり、地上に戻る。循環はエンドレスです。
真っ青な空を覆う雲を取り除くには、この雲の特性を逆利用することです。
すなわち、自分の見るレンズの精度を上げること。そのためには目で見ずに心で見ること。ですから目をつぶって自己の内面を第三の目で見ること。そして変化、循環するということは、決して止まっていないということ、動いているということ、だから待てば必ず仮に空ぜんたいを覆っていても雲の隙間ができる。その隙間、ギャップができたときがチャンスです。このギャップは無思考の状態ですから、この無思考を拡大することです。目をつぶって第三の目でこのギャップを見る。外に見える雲を第三の目でみることで雲のギャップをつくり、そして内にあるギャップを見ると、どんどんギャップが大きくなる。そして最後に雲ひとつない真っ青な空が現れる。
さあ、雲は取り除いた。そこにあるのは真っ青な空です。その空を見入ると、第三の目を通して空があなたの内面の鏡に映る。エネルギーが反射する。それがあなたの中を充満する。雲ひとつない100%純粋なエネルギーがあなたの体全体に浸る。
この純粋度がポイントです。
あなたが空の中を見入るときは、純粋度が100%でなくても問題ない、空があなたの純粋度に合わせる。だが空があなたの中を見入るときは純粋度100%でないと駄目です。あなたの内面の鏡がその不純な分を、すなわち雲を拡大する、純粋な分は鏡に映らないから。絶対に空があなたの中を見入るときは、まず雲を完全に取り除いておくこと。それでないと逆効果です。
ヘロインと同じです。あなたが受け入れる体勢になっていないと危険です。あなたの体の鏡が100%透明なら100%純粋なヘロインはあなたを覚醒させる。だがあなたの体の鏡は長年のホコリで濁りきっている。そこへ純粋度100%のものが入ると、拒絶反応を示し、すべての体の機能を停止してあなたは即死する。
あなたが雲、すなわち自我を完全に取り除いて、空を見入り、体の鏡がその真っ青な空をあなたの中に映し出すと、突然、瞬間にあなたは覚醒する。