わたしは誰?

一日 最低 24回

すなわち 一時間に一回

わたしは 誰? と 聞いてみる

もちろん 寝ているときもだ

すこし むつかしいかもしれない

それなら 眠る前に 八回 聞けばいい

その内に 夢の中でも聞けるようになる

一時間に一回 わたしは 誰?

一年続けば 8760回 わたしは 誰?

十年続けば 87600回 わたしは 誰?

もう 分かるだろう



エゴの不在が実在の証、実在の不在がエゴの証

他人のことなどまったく関心がないのがエゴです。自分だけです。人間という言葉もエゴから生まれたものです。人の間と書く。社会とは人と人の間の関係です。
ですが本物はすべて全体(トータル)として存在する。あなた独りでは、一瞬たりとも存在出来ない。
木が存在するから、あなたも存在する。木が吐く酸素であなたは生きていられる。
木もあなたがいなければ存在できない。あなたが吐く炭酸ガスを吸って木は生きていられる。
エゴはトータルな中では存在できない。あなたがトータルでいるとエゴは必然的に消滅する。エゴは自分と他人という区分けを食べものとしてはじめて存在できる、だから自分だけを自己正当化する。
自分が大会社の社長として努力しているのは、従業員の幸福を願ってのことです、とエゴは自己正当化する。世間的な成功というもの、金持ちになる、偉い地位に就く、といったものはすべてエゴの成功であり、トータルとして存在するものの成功ではない。その証拠にエゴの成功には満足するということがない。次から次へと渇望する、限りのないものです。実在には成功も失敗もない。今、ここに在る。それがすべてです。トータルということは、今、ここにただ在るということです。
この実在がすべてのエゴを粉砕する。あなたが、今、ここに在る実在に注目するとエゴは消滅する恐怖に駆られる。そこでエゴは、その実在を見ようとするあなたに巧妙なトリックをかける。エゴがあなたに乗り移る。エゴがあなたです。そして本物でないあなただけの世界をつくる、本物が入ってこないように壁をつくる。すべての問題はここからはじまります。
だがトータルな本物は消滅することはない。消滅するのは本物でないエゴです。
もうひとつ、エゴは継続できない、24時間 実在 から守る壁をつくっておくことは出来ない。あなたが眠る、少なくとも何時間かは夢も見ない、深い眠りの時がある。そのときあなたは実在と一緒です。エゴの居る場所はない。だから朝起きると新鮮な気分になって、あなたはイキイキとしている。だが夢の中にはエゴがいる。夢見のあと目が覚めると、ぐったりと疲れた感じを持つのはそのためです。
エゴが存在できないところ、すなわち実在 が本当のあなたのいる場所です。
実在でないところにしかエゴは存在出来ないということが分かった。
さてあなたは、今どこにいますか?