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わたしは誰? 一日 最低 24回 すなわち 一時間に一回 わたしは 誰? と 聞いてみる もちろん 寝ているときもだ すこし むつかしいかもしれない それなら 眠る前に 八回 聞けばいい その内に 夢の中でも聞けるようになる 一時間に一回 わたしは 誰? 一年続けば 8760回 わたしは 誰? 十年続けば 87600回 わたしは 誰? もう 分かるだろう あなたは自分をまったく知らない 人間は生まれたときも独りでこの世に来たし、死ぬときも独りであの世へ帰る。 その間だけ社会という、他人との関りの世界で生きているものです。 ですが基本は独りです。このことを知識だけではなく、体験でよく知っておくことです。 独りであることを忘れて、他人との関りに振りまわされるから、いろいろな問題が起こる。 あなたは自分のことをどれだけ知っていますか。またどうして知ったのですか。 ふつう、ひとは、自分のことを他人から教えられて知る。これはおかしなはなしです。 そうだとは思いませんか。 あなたの名前は・・・・・です。これぐらいならまだいいですが、あなたは悪人です、あなたは善人です、あなたは美しい、あなたは聖人です・・・・・ これは、他人があなたにつけたラベルです。まったく根拠もなければ、理にも合わない。 ただラベルをつけた他人の思いが、あなたをラベル通りの人間としてあなたに教えているのです。 自分のことをまったく知っていないという無知が人間すべてのトラブルの原因です。 いつもあなたは他人のことを恐れているだけでなく、自分をも恐れている。 自分のことを知らないから、何をしでかすか分からない。 他人との関りである社会は、あなたをトータルには受け入れない。一部しか受け入れない。 あなたが裸で生活することを社会は受け入れない。だから衣類が必要です。裸という体すべてを社会は受入れないから。そうするとあなたは社会が受け入れない部分を衣類で隠さなければならない。 考える心についても同じことが言える。 あなたの考えすべてを社会は受け入れない。だから受け入れられない部分は隠さなければならない。それが抑圧です。 そして、徐々にあなたはオープンでなくなる。隠された部分のほうが多くなっていく。 氷山と同じように。かくれた部分の方が遥かに大きくなる。 これがあなたの心身両方の病気の原因です。 他人によってラベルを貼られるとき使われる道具が言葉です。 あなたが恋人といるとき、言葉は要らない。一緒にいるだけでよい。言葉を出さなくても分かる。かえって言葉は邪魔になる。 沈黙がベースです。 沈黙の基本は独りです。独りだということは独りでいるということではない。 独りで在るということです。 |