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はじめに 我々が『宇宙』と呼んでいるのは、137億年前に大爆発(ビッグバンと呼ばれている)によって誕生した宇宙のことです。 大爆発(ビッグバン)によって誕生した宇宙は、大爆発の直後に重力・強い力・弱い力・電気力の四つの力に分かれて、その結果、運動(円回帰運動)を始めたのです。 137億年前までは一つ(唯一)の力だった宇宙があり、大爆発(ビッグバン)によって四つの力に分かれた結果、回転し出したらしい。 そして、X粒子の正物質と反物質が衝突する対消滅によって光が誕生し、更に音が誕生した。 我々が『宇宙』と呼んでいる、『運動の光と音の宇宙』のことです。 他方、137億年前に起きた大爆発(ビッグバン)以前の宇宙は『静止と暗闇と沈黙の宇宙』と言えます。 従って、『静止と暗闇と沈黙の宇宙』は静止(静止一如)の絶対宇宙であるのに対して、『運動の光と音の宇宙』は静止・運動の相対宇宙だと言えるでしょう。 相対性理論とは、運動理論でもなく、静止理論でもなく、静止・運動の相対理論であり、敢えて言えば、運動理論とは静止・運動相対理論のことであり、静止理論とは静止絶対理論のことです。 アインシュタインの相対性理論には、特殊相対性理論と一般相対性理論があります。 特殊相対性理論は、光の速度は絶対速度であり、光の速度より速いものはなく、光以外のものはすべて相対速度であると主張しているから、光の速度を(C=Constant)で表現しているのです。 一般相対性理論は、光の速度が絶対速度(C=Constant)である宇宙では、すべてに万有引力が働くというものであり、万有引力が働くということは運動宇宙であるというわけです。 地球が太陽の周りを回っている(公転している)のは、太陽と地球の間に万有引力が働いているからですが、別の言い方をすれば、巨大な太陽の重力によって周りの空間が歪み、その歪みに填まり込んだ結果だというわけです。 相対性理論は現代物理学の粋だと言われていますが、物理学とは運動理論のことですから、相対性理論は運動理論の粋というわけです。 冒頭で述べました通り、運動理論とは静止・運動相対理論のことですから、静止理論も包含されていなければなりません。 静止理論は絶対静止理論をベースにしていなければならないことは言うまでもありません。 運動理論を述べようとすれば、先ず、静止理論を述べなければならないわけです。 相対性理論を述べようとすれば、先ず、絶対性理論を述べなければならないのです。 この作品の意図は、我々が『宇宙』と呼んでいる『運動の光と音の宇宙』の産みの親である、『静止と暗闇と沈黙の宇宙』を論ずることにあります。 『宇宙』の果ての世界とは? 無限の世界とは? を論ずることにあります。 尚、本文では一切の無駄を省くために、簡略表現に徹しますのでご了承下さい。 2005年12月10日 新 田 論
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おわりにあたって 我々人間は錯覚の世界に生きているようです。 それが、映像の宇宙と言ってもいいだろうし、運動の宇宙と言ってもいいだろうし、相対宇宙と言ってもいいでしょう。 映像を実在と思い込んでいることが錯覚の正体に外なりません。 夢を現実と思い込んでいることが錯覚の正体に外なりません。 言い換えれば、錯覚の進化をしてきたのが、我々人間という生き物に外ならないということであります。 映像を実在と思うことが錯覚の進化、つまり、退化に外ならない。 夢を現実と思うことが錯覚の進化、つまり、退化に外ならない。 人間だけの進化こそが錯覚の進化、つまり、退化に外ならない。 我々人間の親とは地球だけであり、人間の生みの親は本当の親ではないことを理解することで、真の宇宙論と進化論を統合する超宇宙進化論に到達することが可能になるのです。 我々が死ねば母なる大地に戻ることが、その証左であります。 2006年5月18日 新 田 論
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