|
第十四章 『ひとつの宇宙』か『ふたつの宇宙』か 正物質の宇宙と反物質の宇宙が別々にあるのなら、光も他のすべてのものと同様に相対速度でなければならない。 粒子の宇宙と波動の宇宙が別々にあるということだ。 実在の宇宙と映像の宇宙が別々にあるということだ。 静止の宇宙と運動の宇宙が別々にあるということだ。 『静止の暗闇と沈黙の宇宙』と『運動の光と音の宇宙』が別々にあるということだ。 正物質と反物質が同じ宇宙にあるのなら、光も他のすべてのものも絶対速度でなければならない。 粒子の宇宙と波動の宇宙が同じ宇宙にあるということだ。 実在の宇宙と映像の宇宙が同じ宇宙にあるということだ。 静止の宇宙と運動の宇宙が同じ宇宙にあるということだ。 『静止の暗闇と沈黙の宇宙』と『運動の光と音の宇宙』が同じ宇宙にあるということだ。 問題は、静止一如の『静止の暗闇と沈黙の宇宙』である絶対宇宙に対して、運動の宇宙である『運動の光と音の宇宙』は静止・運動相対宇宙であることだ。 静止一如の『静止の暗闇と沈黙の宇宙』である絶対宇宙は『はじめ』も『おわり』もない宇宙だ。 『運動の光と音の宇宙』である静止・運動の相対宇宙は『はじめ』は静止状態で、以降は運動一如の状態で、『おわり』は静止状態に回帰する円回帰運動する宇宙だ。 X粒子の正物質と反物質との完全対消滅が『はじめ』の静止状態で起こり、光が誕生し、他のすべてのものは運動一如の状態で、正物質だけか若しくは反物質だけが残る不完全対消滅が起こったとするなら、光だけが絶対速度で、他のすべてのものは相対速度ということになる。 そうであるなら、 光だけが粒子と波動の両面を持つ絶対的な存在で、光以外のすべてのものは波動だけの相対的な存在となる。 |