第十六章 映像宇宙

光が絶対者と言えないなら、我々の宇宙は正物質若しくは反物質だけの世界ではないということだ。
光を含むすべてのものが完全対消滅をしたことになる我々の運動宇宙は映像宇宙の証左になる。
すべてのものが完全対消滅をした映像宇宙が運動宇宙に外ならない。
運動とは映像に外ならない。
映像とは見る・聞く・匂う・味わう・触れる運動に外ならない。
映画を上映するには先ず光が要る。
トーキー映画を上映するには音も要る。
映画の進化度は今のところここまでだ。
更にリアルな映画を上映するには匂い・味・触感も要る。
見る・聞く・匂う・味わう・触れるリアルな映画が上映されるようになれば、我々の宇宙が映像宇宙に過ぎないことを実感できる。
見る・聞く・匂う・味わう・触れるリアルな映画が我々の映像宇宙であることを証明する。
五感で感知するリアルな映画こそ、我々が現実(実在)と錯覚する映像世界であることを自覚する。