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第四十六節 一口呑尽 「上天にして化天(けてん)す、人間にしては化人(けにん)す。花開(かかい)の功徳あり、世界起(せかいき)も功徳あり。かつて間隔(けんぎゃく)なきものなり。このゆえに自他に迴脱(きょうとつ)あり、往来に独抜あり。 即往兜率天(とそつてん)なり、即来兜率天(とそつてん)なり、即々兜率天(とそつてん)なり。即往安楽なり、即来安楽なり、即々安楽なり。即迴脱兜率(そくきょうとつとそつ)なり、即迴脱安楽なり。即打破百雑砕安楽兜率(そくたあははくざつすいあんらくとそつ)なり、即々把定放行安楽兜率なり、一口呑尽(いっこうたんじん)なり。」 (解釈) 天人として化導する、人間として化導する。修業の花が開くと仏の世界がそこにあり、そこに隔たりはない。 従って、はるかに解脱して、ひとり抜きんでている。 それこそ菩薩が住する兜率天であり、阿弥陀が住する安楽界である。 これみな天人として化導する、人間として化導することであり、即迴脱兜率、即迴脱安楽、即打破百雑砕安楽兜率、即々把定放行安楽兜率を一言で言った意味である。 人間も菩薩も阿弥陀も仏も区別はないのであります。 |