第五十三節 活計便是
「三界ただ心の大隔(だいきゃく)なりと知及(ちぎゅう)し会取(ういしゅ)す。この知及・会取、さらに万法なりといへども、自己の家郷を行取(あんしゅ)せり、当人の活計(かっけ)を便是(べんし)なり。」
(解釈)
欲界・色界・無色界の三界唯心ではなく、三界の時は三界だけと、理解し、体得する。この理解・体得こそが万法といえども、自己の問題を振り返ってみて、日常の生活そのものが、そうでなければならない。
知識だけが万法と錯覚している人間が多い現代社会であります。