第五十四節 再三撈摝
「しかあれば、句中取則(くちゅうしゅそく)し、言外求巧(ごんげぐごう)する再三撈摝(ろうろく)、それ把定(はちん)にあまれる把定あり、放行(ほうあん)にあまる放行あり。その功夫は、いかなるかこれ生、いかなるかこれ死、いかなるかこれ身心、いかなるかこれ与奪、いかなるかこれ任違。」

(解釈)
沈思黙考し、言葉の外の善巧の方便を再三篩にかけ、把(とら)えるものは把え、放棄するものは放棄する。
その検証の方法とは、生とは如何なるものか、死とは如何なるものか、身心とは如何なるものか、与奪とは如何なるものか、任せるか違背するかとは如何なるものかにある。


常に自己点検することが肝要であります。