|
第五十五節 同門出入不相逢 「それ同門出入の不相逢(ふそうふ)なるか、一著落在(いちじゃらくざい)に蔵身露角なるか。大慮而解(だいりょにげ)なるか、老思而知(ろうしにち)なるか。一顆明珠なるか、一大蔵教なるか、一条拄杖なるか、一枚面目なるか。三十年後なるか、一念万年なるか。子細に検点し、検点を子細にすべし。」 (解釈) 同じことを多くの祖師たちが違った表現で言う。 一著落在に蔵身露角なるか。大慮而解なるか、老思而知なるか。一顆明珠なるか、一大蔵教なるか、一条拄杖なるか、一枚面目なるか。 それぞれを教えが三十年後に役立つか、一万年後に役立つか、仔細に点検すべきである。 時代時代に応じた相応しい教えがあるが、根元は同じであります。 |