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第五十九節 万法唯心・三界唯心 「しかあればすなはち、為法為身の消息、よく心にまかす。脱生脱死の威儀、しばらくのほとけに一任せり。ゆえに道取あり、『万法唯心、三界唯心』。 さらに向上に道得(どうて)するに、唯心の道得あり、いはゆる『牆壁瓦礫(しょうへきがりゃく)』なり。」 (解釈) 法を修め、身を修める行く手に生死を超える心を持つことこそ、道を会得する威儀である。 森羅万象・百草も、欲界・色界・無色界の三界も、唯この心の表象である。 更に道を進めるに当たっては、まさしく『牆壁瓦礫(しょうへきがりゃく)』の心なり。 森羅万象である百草の世界も、欲界・色界・無色界の三界世界も、牆壁瓦礫つまり、その辺にある壁や瓦の石ころにも心が宿っているとする姿勢であります。 |