第六十二節 両頭動
「一条鉄か、両頭動(りょうとうどう)か。一条鉄は長短にあらず両頭動は自他にあらず。」
(解釈)
条々耳(じょうじょうにい)を一条(すじ)の鉄と見なすか、両頭動と捉えるか。
一条の鉄とは長さの問題ではないように、両頭動とは自他に分かれた二つが動くのではない。
万里の長城も一条(すじ)の鉄から成ったのであり、悟る前と悟った後で変わるわけではないのであります。