第六十八節 火焔裏
「しばらく雪峰のいふ、『三世諸仏(さんぜしょぶつ)、在火焔裏(ざいかえんり)、転大法輪(てんだいほうりん)』といふ、この道理ならふべし。三世諸仏の転法輪の道場は、かならず火焔裏なるべし。火焔裏かならず仏道場なるべし。経師論師(きょうじろんじ)きくべからず、外道二乗しるべからず。」

(解釈)
三位の古仏の一人である雪峰は言う。
『三世諸仏、在火焔裏、転大法輪』
この道理をよく学ぶべし。
三世諸仏の転法輪の道場は生きている真実の場である。
下らぬ生臭坊主の言うこと聞かず、外道の世界に入るべからず。


生れたら生き、死ぬなら死ぬ。
生きること自体が修業であります。